「ヘレディタリー/継承」を観た。 近年、非常に斬新でパワフルな作品を発表し続けているアメリカの映画制作スタジオ「A24」から、またとてつもないホラー映画が誕生した。監督/脚本は本作で長編監督デビューを果たしたアリ・アスター。主演は「シックス・…
「ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」を観た。 2015年に公開され、アカデミー賞三部門にノミネートされた「ボーダーライン」の続編が公開となった。どうやら本シリーズは三部作になるようで、今作はその二作目にあたる。前作の主人公を演じたエミリー・ブ…
「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」を観た。 非常に意欲的な作品を発表し続けているアメリカの映画制作会社「A24」の新作が公開となった。近作だと「ムーンライト」「レディ・バード」などが有名だが、他にもドゥニ・ヴィルヌーヴ監督「複製された…
「ボヘミアン・ラプソディ」を観た。 1991年にエイズでこの世を去ったフレディ・マーキュリーと、彼が所属していた世界的人気ロックバンド「クイーン」の挫折と成功を描いた伝記ドラマ。クイーンのギタリストであるブライアン・メイと、ドラマーのロジャー・…
「ヴェノム」を観た。 マーベルコミックの人気キャラクターである「スパイダーマン」の宿敵として知られる「ヴェノム」を主人公にした、アクションムービー。主演は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」や「ダンケルク」のトム・ハーディ。サム・ライミの2…
「search/サーチ」を観た。 サンダンス映画祭2018で監督賞を受賞し、映画全編が100%PCの画面だけで展開されるという異色作が、日本でも公開となった本作。監督は今作が長編デビュー作のアニーシュ・チャガティ。プロデューサーは「ウォンテッド」や「ナイト…
「テルマ」を観た。 カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品されたノルウェー産サスペンス映画である。監督はヨアキム・トリアー。なんとあのラース・フォン・トリアー監督の親戚らしい。本作が日本公開された長編二作目との事だが、この監督はすごい…
「デス・ウィッシュ」を観た。 1974年にチャールズ・ブロンソン主演により映画化した「狼よさらば」(原題:Death Wish)を、イーライ・ロス監督がリメイクするという事で楽しみにしていた一作。しかも出演は近作があまりパッとしなかったブルース・ウィリスと…
「アンダー・ザ・シルバーレイク」を観た。 2015年に本国で公開されると(日本では2016年公開)世界的な大ヒットとなり、デヴィッド・ロバート・ミッチェルを一躍有名監督に押し上げたホラー映画「イット・フォローズ」から約3年。「イット・フォローズ」は…
「イコライザー2」を観た。 デンゼル・ワシントン主演、アントワーン・フークア監督の2014年公開の傑作「イコライザー」が4年ぶりに帰ってきた。デンゼル・ワシントンは「ロバート・マッコール」というキャラクターによほど愛着と手応えを感じていたのであろ…
「かごの中の瞳」を観た。 劇場で予告編を観た時から気になっていた本作。2016年サメ映画の傑作「ロスト・バケーション」や、ウディ・アレン監督「カフェ・ソサエティ」が素晴らしかった、ブレイク・ライヴリー主演のサスペンススリラーである。監督は2001年…
「クワイエット・プレイス」を観た。 「音を立てたら、即死。」という、キャッチなコピーにて遂に公開となった本作。「ボーダーライン」や「オール・ユー・ニード・イズ・キル」のエミリー・ブラント主演のサスペンスホラーだが、昨年からアメリカで大ヒット…
「マザー!」を観た。 「レスラー」や「ブラック・スワン」のダーレン・アロノフスキー監督最新作が、本国アメリカでは2017年に公開され、日本でも2018年1月には公開になると聞いて楽しみにしていたのだが、なんと米スタジオパラマウント・ピクチャーズの意…
「カメラを止めるな!」を観た。 監督・俳優養成スクール「ENBUゼミナール」の「シネマプロジェクト」第7弾として製作された制作費300万、新人監督、無名俳優で作成されたにも関わらず、今年を代表する話題作となった本作。とにかくその勢いは社会現象になる…
「リグレッション」を観た。 「アザーズ」「海を飛ぶ夢」のアレハンドロ・アメナーバル監督が手がけた、7年ぶりの長編。1997年の監督作「オープン・ユア・アイズ」の出来に惚れ込んだトム・クルーズが、キャメロン・クロウ監督でハリウッド・リメイクした200…