「グリーンブック」を観た。(完全ネタバレ&解説アリ) ピーター・ファレリー監督の実話ベースの最新作。アカデミー賞で全5部門でノミネートした結果、作品賞のほか脚本賞、助演男優賞を受賞し、さらに世界中の映画祭で称賛を浴びている。ピーター・ファレリ…
「THE GUILTY ギルティ」を観た。 第34回サンダンス映画祭で観客賞を受賞するなど、世界中で話題を呼んだデンマーク製のサスペンス映画。全米最大の映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では初登場100%をたたき出すなど、大変な話題作である。本作が長編デビ…
「アリータ:バトル・エンジェル」を観た。 90年代日本発のコミック「銃夢(ガンム)」を原作に、「アバター」のジェームズ・キャメロンが脚本と製作を手掛けて実写化したSFアクション。監督は「シン・シティ」や「スパイ・キッズ」のロバート・ロドリゲス。…
「女王陛下のお気に入り」を観た。 「ロブスター」「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」というあまりに個性的な作品を次々に発表し続けている、ギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督の新作が公開となった。前作の「聖なる鹿殺し…
「アクアマン」を観た。 2013年の「マン・オブ・スティール」から始まった、「DCエクステンデッド・ユニバース」シリーズ6番目の作品である。前作の「ジャスティス・リーグ」が、MCUにおける「アベンジャーズ」のような作品で、スーパーマンやバットマン、ワ…
「ファースト・マン」を観た。 「セッション」「ラ・ラ・ランド」のデイミアン・チャゼル監督、待望の新作。ライアン・ゴズリングと再びタッグを組んだという事で、また音楽をテーマにした作品を期待してしまったが、なんと今回は人類初の月面着陸に成功した…
「フロントランナー」を観た。 「JUNO/ジュノ」「マイレージ、マイライフ」「ヤング≒アダルト」のジェイソン・ライトマン監督の新作。昨年、シャーリーズ・セロン主演の「タリーと私の秘密の時間」が公開になったばかりなので、かなりインターバルの狭い公開…
「サスペリア」を観た。 イタリアンホラーの巨匠ダリオ・アルジェント監督の1977年の傑作「サスペリア」を、同じイタリア人監督で昨年「君の名前で僕を呼んで」を発表した、ルカ・グァダニーノがリメイクした話題作。主演は「フィフティ・シェイズ」シリーズ…
「ミスター・ガラス」を観た。 M・ナイト・シャマラン監督の2001年作品「アンブレイカブル」と、2017年「スプリット」の世界観を引き継ぐ、まさかの三部作完結編。「スプリット」のエンドクレジットの後に、「アンブレイカブル」の続編があることが告知され…
「蜘蛛の巣を払う女」を観た。 原作「ミレニアム」は累計9,900部以上の売り上げを誇るベストセラー小説で、スウェーデンでは三作が映画化されている。ハリウッドでも8年前の2011年に、原作一作目にあたる「ドラゴン・タトゥーの女」が、デヴィッド・フィンチ…
「クリード2 炎の宿敵」を観た。 前作「クリード チャンプを継ぐ男」から、約3年ぶりの続編。監督はライアン・クーグラーから、新人のスティーヴン・ケイプル・Jr.にバトンタッチされている。ライアン・クーグラーといえば昨年、MCUの「ブラック・パンサー」…
前回に引き続き、2018年劇場で観た映画ランキング ベスト20を発表。今回は10位~1位を発表!2018年も素晴らしい作品が多く公開されたが、今年のTOP10作品に関しては特に粒ぞろいの名作群だった気がする。あくまで個人の主観なのでご参考に!来年も本ブログを…
本ブログも三年目に突入。2018年のランキングはアート系/エンタメ系ともに粒揃いの作品が多く、選ぶのが本当に難しかった。今回も2018年に映画館で観た新作だけに絞って、年間ベスト20を発表したい。ちなみに今年の20位にギリギリでランクインしなかった次…
「来る」を観た。 「嫌われ松子の一生」「告白」の中島哲也監督の新作が、前作「渇き。」以来4年ぶりに公開となった。原作は澤村伊智著で、2015年の日本ホラー小説大賞の大賞受賞作「ぼぎわんが、来る」。主演は、オカルトライター役の岡田准一、イクメンを…
「ヘレディタリー/継承」を観た。 近年、非常に斬新でパワフルな作品を発表し続けているアメリカの映画制作スタジオ「A24」から、またとてつもないホラー映画が誕生した。監督/脚本は本作で長編監督デビューを果たしたアリ・アスター。主演は「シックス・…