2017-01-01から1年間の記事一覧
「20センチュリー・ウーマン」を観た。 マイク・ミルズ監督作は「サム・サッカー」「人生はビギナーズ」と、タイトルは気になってはいたものの未見だった。今回の作品も一般の劇場公開では見逃していたが、地方の二番館でたまたま観れるという幸運に恵まれ鑑…
「スパイダーマン:ホームカミング」を観た。 スパイダーマンの実写映画化としては、サム・ライミ、マーク・ウェブ監督版に続き、3回目の6作目。監督は「コップカー」のジョン・ワッツ。(ちなみに「コップカー」はケビン・ベーコン主演の爆笑サスペンスなの…
「サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへ」を観た。 前から気になっていたドキュメンタリーを、ブルーレイで観た。簡単に言えば、映画を撮る際のフィルム撮影とデジタル撮影の共存と転換をテーマに、俳優のキアヌ・リーヴスが監督や撮影監督、…
「ボーダーライン」を観た。 個人的には大ファンだと言っても良い位、今までこのブログでも取り上げてきた、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の2016年作品「ボーダーライン」を、久しぶりにブルーレイで再見。近作「メッセージ」も素晴らしかったし、「プリズナーズ…
「ザ・マミー/呪われた砂漠の王女」を観た。 日本では「トム・クルーズ主演映画史上No.1」という、華々しいキャッチコピーが踊るポスターのせいか、はたまた夏休みのせいか分からないが、本作「ザ・マミー」は結構なヒットを放っているようだ。だが1932年の…
「ライフ」を観た。 ジェイク・ギレンホール、レベッカ・ファーガソン、ライアン・レイノルズと錚々たるメンバーが出演している、SFパニックホラー。日本人では真田広之も好演している。予告編を観た限り「エイリアンみたいだなー」という当たり前の感想しか…
「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」を観た。 大ヒットシリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」の第五弾である。主演は言わずと知れたジョニー・デップで、本シリーズの主役ジャック・スパロウは彼の最大の当たり役となった。思い返せば、第一作…
「ジョン・ウィック:チャプター2」を観た。 2015年に公開された「ジョン・ウィック」待望の続編。心底、本シリーズの主役はキアヌ・リーブスの当たり役だと思う。 本作のラストで、まだ「ジョン・ウィック」シリーズはチャプター3に続く事が示唆されるが、…
「ジョン・ウィック」を観た。 2017年7月に続編の「チャプター2」が控える「ジョン・ウィック」を再見。劇場公演時に観た時は、これはキアヌ・リーブスの久々の当たり役で続編が観たいと思ったので、素直に今回の続編は嬉しい。今回は廉価版が発売された事も…
「ハクソー・リッジ」を観た。 前作「アポカリプト」から10年。遂に監督としてのメル・ギブソンが新作を発表した。監督作としては1995年「ブレイブハート」が有名だし名作だが、他にも「アポカリプト」や「パッション」など寡作ではあるが、個性的でスリリン…
「光をくれた人」を観た。 「ブルーバレンタイン」や「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ」のデレク・シアンフランス監督最新作である。非常に独特な視点でキャラクターを描く監督で、過去作がかなり良かった事と、今回は初の有名原作ものという事で期待を込…
「22年目の告白-私が殺人犯です-」を観た。 韓国映画「殺人の告白」をベースに、「太陽」や「ジョーカーゲーム」の入江悠監督がメガホンを取りリメイクした作品。主演は藤原竜也、伊藤英明。先日、韓国版を観たばかりだったので期待しないで、久しぶりに劇場…
「LOGAN/ローガン」を観た。 「X-MEN」シリーズを代表するキャラクターで、ヒュー・ジャックマンが演じるウルヴァリン/ローガンを主役に描いた作品。なんと「X-MEN」シリーズ初のR指定作品である。最近だと「デットプール」がR指定作品としても大ヒットし…
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス」を観た。 2014年公開の一作目が世界中で大ヒットしたのがまだ記憶に新しいが、今回はその続編「Vol.2」である。一応、マーベル・シネマティック・ユニバースシリーズ最新作でもある。前作は70年~80年代の…
「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を観た。 第89回アカデミー賞の主演男優賞と脚本賞を受賞した「マンチェスター・バイ・ザ・シー」をやっと鑑賞。アカデミー脚本賞作品なのだから、もっと公開規模が大きくても良いのでは?と文句の一つも言いたくなる。確…
「殺人の告白」を観た。 「アジョシ」に続いて韓国映画を観た。本作は劇場公開時に観た記憶があったが、実はあまり記憶に残っておらず、今回はブルーレイで改めて再見。後半の展開など全く覚えていなかったせいか、驚く程面白い映画であった。 監督:チョン…
「アジョシ」を観た。 忙しくてなかなか映画館に行けていない。という訳で、最近は買い溜めていたブルーレイを深夜に観る事で、映画欲求を発散しているのだが、今回は2010年度の韓国興行収入1位を記録した「アジョシ」を観た。公開当時は、それほど興味が湧…
「ワイルド・スピード ICE BREAK」を観た。 ワイルド・スピードシリーズも遂に8作目。前作「SKY MISSION」の撮影中にポール・ウォーカーが不慮の事故の為に亡くなった為、ブライアンの物語は前作までで、ある意味今作からまた仕切り直しの新シリーズである。…
「スプリット」を観た。 映画ファンとしては、M・ナイト・シャマランの最新作は避けて通れないという事で、早速鑑賞してきた。しかも、前作の「ヴィジット」が個人的にかなりお気に入りの一作だった事もあり、今作もかなりの期待感で臨んだが、さてどうであ…
「メッセージ」を観た。 「灼熱の魂」「プリズナーズ」「複製された男」「ボーダーライン」と傑作を次々と産み出しており、次回作は、なんと「ブレードランナー2049」という、カナダの天才監督ドゥニ・ヴィルヌーヴの最新作がいよいよ日本公開になる。今回は…
「カフェ・ソサエティ」を観た。 現在81歳のウディ・アレン最新作である。本作でも脚本/監督を手がけており、もはや「ウディ・アレンの映画」としか言いようのない作品になっていた。キャストはジェシー・アイゼンバーグ、クリステン・スチュワート、ブレイ…
「LION/ライオン ~25年目のただいま~」を観た。 本年度アカデミー賞6部門にノミネートされた実録ドラマ作品。監督であるガース・デイヴィスの長編デビュー作のようだ。キャストは豪華で「スラムドッグ$ミリオネア」のデヴ・パテル、「ドラゴン・タトゥー…
「インビテーション」を観た。 シッチェス映画祭という、主にSF/ホラー/サスペンスといったジャンルを中心に扱う、スペインの権威ある映画祭で「最優秀長編映画賞」に輝いたというスリラーサスペンス作品。今年の1月に日本でも公開されていたが、ごく限られ…
「ムーンライト」を観た。 あの「ラ・ラ・ランド」を破って、第89回アカデミー賞作品賞を受賞した「ムーンライト」をやっと鑑賞出来た。監督は長編2作目のバリー・ジェンキンス。黒人だけの俳優陣、監督、脚本家がアカデミー作品賞に選ばれたのは史上初との…
「グレートウォール」を観た。 「初恋のきた道」「HERO」「LOVERS」のチャン・イーモウ監督の最新作。なんとマット・デイモン主演のアクション映画である。予告編を観る限り、ダメ映画の予感しかしなかったので正直、相当観に行くのに躊躇したていた。だが、…
「T2 トレインスポッティング」を観た。 1996年に公開された青春映画「トレインスポッティング」の21年ぶりとなる続編が遂に公開された。監督は前作と同じダニー・ボイル。2008年「スラムドッグ$ミリオネア」や2010年「127時間」、2012年「スティーブ・ジョ…
「ゴースト・イン・ザ・シェル」を観た。 士郎正宗のSF漫画「攻殻機動隊」を、スカーレット・ヨハンソン主演で実写映画化。監督は「スノーホワイト」のルパード・サンダーズという事で、観る前は若干心配したが今作は素晴しかった。「攻殻機動隊」はOVA「攻…
「ハードコア」を観た。 FPS(First Person Shooter)という、一人称目線のゲームジャンルがあるが、本作はそれをアクション映画でやるとどうなるかを実践している作品だ。画面は主人公ヘンリーの目に映っている光景と同じという設定の為、観客はアクション…
「ワイルド・スピード SKY MISSION」を観た。 2017年4月に最新作「ワイルド・スピード ICE BREAK」が公開される、シリーズ7作目「SKY MISSION」を初鑑賞した。実はワイルド・スピードシリーズは今まで全く観た事がなく、うっかり手を出したらほぼ1週間でシリ…
「パッセンジャー」を観た。 「ジュラシック・ワールド」のクリス・プラットと「ハンガー・ゲーム」シリーズのジェニファー・ローレンス主演のSFロマンス作品。監督は「イミテーション・ゲーム」のモルテン・ティルドゥム。鑑賞前はかなりSF色の強い映画だと…