前回に引き続き、2017年に劇場で観た新作のTOP20を発表!今回はいよいよTOP10からの発表である。先日公開になった「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」も、なんとかランクイン。あくまで個人的な主観の順位なので、映画を選ぶ時の参考になれば、嬉しいです。今年も本ブログを読んで頂き、ありがとうございました!
10位 スター・ウォーズ/最後のジェダイ
スター・ウォーズ第8作目。映画としての完成度とは別に、人生を共にしてきたルーク・スカイウォーカー最後の物語として、この順位。色んな感情が交錯して、観たあとの疲労感が半端なかったのが、この作品の思い出。
9位 IT/イット "それ"が見えたら、終わり。
スティーブン・キング原作のホラー小説を映画化した作品。悪夢的であり、かつ幻想的な画造りと、少年たちの成長青春ものとしての完成度の高い脚本が融合した傑作ホラー。
8位 新感染 ファイナル・エクスプレス
韓国産ゾンビパニック映画の傑作。まさか、ゾンビ映画でここまで泣かされるとは思わなかった。シナリオの完成度もさることながらエンディングの切れ味など、ジャンル映画の枠に囚われない一級品。
7位 女神の見えざる手
ジェシカ・チャスティン主演のサスペンス。脚本の魅力でグイグイと観客を引っ張り、最後まで飽きさせない手腕は見事。ストーリーの完成度で、観終わった後に単純に面白かったと思える稀有な作品。
6位 三度目の殺人
今回選んだ20本では唯一の邦画作品。この作品で、一気に是枝裕和監督のファンになってしまった。法廷サスペンスだがストーリーの解釈に幅があり、観客に委ねる作りになっている。とても豊かな作品。
5位 マンチェスター・バイ・ザ・シー
第89回アカデミー主演男優賞と脚本賞のダブル受賞作品。ものすごく淡白なストーリーテリングながら、観た後に深い感動が残る。ケイシー・アフレック、ミシェル・ウィリアムズ共に出演者が素晴らしい。
4位 ブレードランナー2049
あのブレードランナーの続編が遂に、鬼才ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の手により公開された。蓋を開けたら、とんでもなくアートで哲学的な、あの「ブレードランナー」の続編として納得の一作に仕上がっていたと思う。
3位 マリアンヌ
ロバート・ゼメキス監督作品。ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール主演のスター映画だが、巧みな映像演出の連続で、映画的な快感に溢れた傑作。古き良き映画の香りがするが、それだけに終わらないゼメキス監督の大復活作。
2位 哭声/コクソン
ナ・ホンジン監督の「哀しき獣」に続く三作目。この監督、本当にとてつもない才能だと思う。どんな映画にも似ていないというだけでなく、予測がつかないストーリーに冒頭から引き込まれていく。今年観た韓国映画では、個人的ぶっちぎりのNo.1。
1位 ラ・ラ・ランド
これはもう偏愛と言って良い。世間の評価は置いておいて、自分の気持ちに嘘はつけない。素晴らしい音楽が鳴り響き、躍動感あるダンスとカメラワークで心を掴まれるオープニングから、あのエンディングのカウントまで、この作品の魔法は醒めない。僕はこの映画が好きだ。
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