映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.10:「トータル・リコール」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は10本目。タイトルは、ポール・ヴァーホーベン監督作品「トータル・リコール」。ディスクユニオンでなんと900円で購入。これは掘り出し物であった。シュワルツェネッガー&ヴァーホーベンの音声解説や、キャストや監督&クリエイター出演の30分ほどのメイキング映像、特殊効果にフォーカスした25分の映像、34分ほどの監督インタビュー、予告編集などが収録されており特典映像も充実している。ただ、このバージョンは玄田哲章さんの吹き替えがないのが残念だ。

f:id:teraniht:20200911094053j:imagef:id:teraniht:20200911094057j:image

作品としては、言わずと知れた1990年の大ヒット作。2012年にレン・ワイズマン監督、コリン・ファレル主演でリメイクされているが、これは全くの別物の残念な作品だった。その点、今回の90年版を改めて観直してみたが、ポール・ヴァーホーベンの悪趣味なゴア描写やミニチュア撮影、荒々しいVFXなど、30年前のアナログ感が魅力の快作だ。しかし日本公開当時、子供のころに劇場で観たと思うが、改めてこんなにバイオレントシーンが多い作品だったとは意外だった。若いアーノルド・シュワルツェネッガーシャロン・ストーンも華があり、数々の名セリフ&迷セリフも楽しい。シュワの「これで離婚だ」は後世に残るセリフだろう。本作は「ターミネーター2」と並んで、シュワルツェネッガー主演作として後年にも色褪せない、エバーグリーンな名作だと思う。

 

監督:ポール・ヴァーホーベン

出演:アーノルド・シュワルツェネッガーシャロン・ストーン、レイチェル・ティコティン

日本公開:1990年