映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.11:「ロシュフォールの恋人たち」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は11本目。タイトルは、ジャック・ドゥミ監督作品「ロシュフォールの恋人たち」。ブックオフにて3,500円で購入。久しぶりに観たくなり手に取ってしまった。主演カトリーヌ・ドヌーヴ、監督ジャック・ドゥミ、音楽ミシェル・ルグランの黄金トリオが贈る、フランスミュージカル金字塔の日本初ブルーレイ&デジタルリマスター版である。そしてこの商品には、本編ブルーレイディスクと共に特典DVDディスクとして、1992年のドキュメンタリー映画「25年目のロシュフォールの恋人たち」が収録されている。これは映画公開から25周年を記念して、フランスの港町ロシュフォールで催された記念式典の様子や、出演者インタビュー、制作当時のメイキング映像などが収められた約63分の作品である。ジャック・ドゥミカトリーヌ・ドヌーヴらが撮影当時を振り返る映像は貴重だと思う。

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作品としては、デイミアン・チャゼル監督の「ラ・ラ・ランド」が影響を受けたミュージカルとして当時有名になったが、セットや衣装などの独特の色使いやダンスシーンの数々の素晴らしさは、今観てもまったく色褪せていない。とにかくロマンチック&ポジティブな作品で、鑑賞後に楽しい気持ちになるには最適な一作だ。特にミシェル・ルグランが作曲した「双子の歌」を筆頭にしたジャズ・オーケストラを基調とした楽曲群は、シンプルでキャッチーなのに何度も聴きたくなり、2009年当時のリマスター公開時には思わずサントラも購入してしまった位である。日本初公開時は1967年なので既に50年以上前の作品なのだが、ミュージカルが好きならもちろんの事、映画ファンにも広くオススメしたい一作だ。


監督:ジャック・ドゥミ

出演:カトリーヌ・ドヌーヴフランソワーズ・ドルレアックジーン・ケリー

日本公開:1967年