映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.23:「新感染 ファイナル・エクスプレス」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は23本目。タイトルは、監督作品「新感染 ファイナル・エクスプレス」。Amazonにて中古2,800円で購入。特典映像としては、「キャスト&出演者の音声解説」、「予告編集(オリジナル特報/オリジナル予告編/日本版超特報/日本版特報/日本版予告編)」、「韓国の高速鉄道KTX”大解剖」「ヨン・サンホ監督 来日時インタビュー」が計30分ほど収録されている。特に「韓国の高速鉄道KTX”大解剖」がいわゆるメイキング映像になっており、2車両ほどのKTX内セットを作り込んでそれをカットによって使いまわしていたり、車窓外の風景を巨大LEDスクリーンに映しこんで、トンネルに入るシーンでは照明やそれらをアナログにオフにしていたりと、短い時間ながらも見ごたえのある映像特典だった。監督のヨン・サンホも本作撮影時は30代後半という事もあり、本作の主要スタッフはまだ若そうなのだが、撮影セットの中がかなり暑かったらしくその中で汗だくで作業する若手スタッフたちの姿が印象的だ。

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作品としては、ストレートに言って「韓国産ゾンビ映画」なのだが、全世界で大絶賛され、韓国の歴代最高オープニング記録樹立&年間No.1大ヒット、そしてこの日本でもメディア各誌でも評価が高く、名実ともに韓国映画の新しい傑作ジャンルムービーとして名高い作品だと思う。あのマ・ドンソクの出世作でもあるし、予告編でもあのエドガー・ライト樋口真嗣がコメントで絶賛しているのが収録されていた。今回ブルーレイで観直したが、もう解っている展開なのにも関わらずラストの展開ではボロボロに泣いてしまった。2021年1月には続編である「新感染半島 ファイナル・ステージ」が公開になる事が決定しているし、この機会に観ておいてぜったいに損はない作品だと思う。


監督:ヨン・サンホ

出演:コン・ユ、チョン・ユミ、マ・ドンソク

日本公開:2017年