映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.45:「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は45本目。タイトルは、ジョー・ライト監督作品「ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男」。ヤフオクにて中古で購入した。特典映像としては「製作への思い」「ゲイリー・オールドマンの完璧な変身」という二本のメイキング映像で、計14分ほど。監督ジョー・ライトや主演のゲイリー・オールドマンなどへのインタビューが収録されている。まったく体形の違うゲイリー・オールドマンが、ウィンストン・チャーチル役をオファーされて笑いが止まらなかったという話や、メイクが終わったゲイリーの写真を見て歴史学者が、本物のチャーチルと間違えたなどのエピソードが収められている。

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作品としては、1940年の第二次世界大戦初期における英国首相ウィンストン・チャーチルを描く歴史ドラマ。ダンケルクの戦いで劣勢の中、ナチス・ドイツに屈するのか?戦うのか?の選択を迫られるリーダーの姿を描いており、ゲイリー・オールドマンの熱演と特殊メイクが話題となった作品だ。公開年のアカデミー賞でも「主演男優賞」と「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」の2部門を受賞しており、特に本作のメイクを担当した”辻一弘氏”は日本のメディアでも、広く取り上げられていた。怒りっぽくて大酒飲み、さらに政界の中でも敵が多いチャーチルが苦悩しながらも政治家として決断し、言葉を絞り出していく姿は感動的だ。特に終盤の演説シーンは、今回ブルーレイで観直してみても胸が熱くなった。


監督:ジョー・ライト

出演:ゲイリー・オールドマンクリスティン・スコット・トーマスリリー・ジェームズ

日本公開:2017年