映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.82:「ゲーム ユニバーサル思い出の復刻版 ブルーレイ」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は82本目。タイトルは、デヴィッド・フィンチャー監督作品「ゲーム ユニバーサル思い出の復刻版 ブルーレイ」。ヤフオクにて中古で購入。映像特典としては「予告編」のみだが、日本オリジナルデザインアウターケース仕様や、雑誌「スクリーン」の劇場公開時掲載記事を凝縮した8pオリジナルブックレットが封入されている。また、テレビ朝日日曜洋画劇場」版の日本語吹替音声が初収録されている。デヴィッド・フィンチャー監督の「ゲーム」は、日本では過去にブルーレイ化されておらず、今回の「ユニバーサル思い出の復刻版」はコレクターには待望の商品だったと思う。

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作品としては、「ソーシャル・ネットワーク」「ドラゴン・タトゥーの女」のデヴィッド・フィンチャーが1998年に日本公開したサスペンスで、「セブン」の次に撮った作品として注目されていた。出演はマイケル・ダグラスショーン・ペンなど。今回、何十年ぶりに観直してみたが、「ファイト・クラブ」や「ゴーン・ガール」といった大傑作を作り続けているフィンチャー監督としては相当にユルい作品で、脚本や編集ともにかなり粗削りな映画だと思う。ストーリーとしては、投資家であるニコラスが弟から「CRS」と名乗る会社が運営する「ゲーム」の招待状をプレゼントされ、軽い気持ちで参加したことから悪夢のような出来事に追い詰められるというサスペンス・スリラーだ。最後にある”大オチ”が付くのだが、これがなかなか無理のある展開で思わず苦笑いが出てしまう。ただ、最新作の「Mank/マンク」を除けば、デヴィッド・フィンチャー監督で国内ブルーレイ未発売の作品は、2002年「パニック・ルーム」のみとなるため、今回のブルーレイ化はとても嬉しい。

 

監督:デヴィッド・フィンチャー

出演:マイケル・ダグラスショーン・ペンデボラ・カーラ・アンガー

日本公開:1998年