映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は96本目。タイトルは、ガス・ヴァン・サント監督による作品「グッド・ウィル・ハンティング 旅立ち」。ヤフオクにて中古で購入。映像特典としては「日本版劇場予告編」のみ。長らく廃盤商品で中古市場でも価格が高騰していたが、2021年7月にやっと廉価版が発売になるようだ。しかし映像特典は今回のバージョンも無いようで、少し寂しい仕様になっている。
作品としては、俳優のマット・デイモンとベン・アフレックが本作で脚本家デビューを飾り、しかもアカデミー脚本賞を獲得したというヒューマンドラマ。また主要9部門でもノミネートされて、ロビン・ウィリアムズは助演男優賞を獲得している。監督は「エレファント」「ミルク」「マイ・プライベート・アイダホ」などのガス・ヴァン・サント。個人的に”ヒューマンドラマ”のジャンルではオールタイムベストに挙げている作品で、映画で感動できる要素がすべて詰まった傑作だと思う。特にロビン・ウィリアムズ演じる精神科医のセリフの数々は秀逸で、「孤児の気持ちをオリバー・ツイストを読んだから理解できると言われたら、どう思う?」というのは、自分の実生活でもたまに思い出すくらいに印象的なセリフだ。彼は2014年に63歳で自殺してしまっており、この作品を観る度につくづく素晴らしい俳優だったと感じる。若き日のマット・デイモン&ベン・アフレックのコンビも素晴らしく、特にラスト付近のあるシーンにおけるベン・アフレックの演技にはいつも泣かされてしまう。これからも事あるごとに鑑賞する映画だと思うので、ブルーレイで所持しておきたい作品だ。
監督:ガス・ヴァン・サント
出演:ロビン・ウィリアムズ、マット・デイモン、ベン・アフレック
日本公開:1998年