映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は120本目。タイトルは、グスタフ・モーラー監督による作品「THE GUILTY ギルティ」。ヤフオクにて中古で購入。映像特典としては、「予告編集」と「Experience ASGER/主人公アスガー」。「Experience ASGER/主人公アスガー」は、本編の吹替版そのままを主人公の声だけ抜いたバージョンで鑑賞するという謎の特典となっている。作品としては、アメリカのレビューサイト"ロッテントマト"では満足度100%を記録し、第34回サンダンス映画祭で観客賞(ワールド・シネマ・ドラマ部門)を受賞したというデンマーク産のサスペンスだ。
監督は本作が長編映画デビューとなるグスタフ・モーラーで、主人公の緊急通報指令室のオペレーターが、電話からの声と音だけで誘拐事件を解決するというプロットになっており、新しいコンセプトの映画だと言えるだろう。脚本も終盤にツイストの効いた展開を用意しており、コンセプトの斬新さだけではなくストーリーも十分に楽しめる。88分というタイトな上演時間も魅力的で、ジェイク・ギレンホールが主演でハリウッドリメイクも決定しているようだ。ブルーレイとしては特典映像も少なく、正直コレクターズアイテムといった感じなので、配信サービスなどで鑑賞するのも良いと思う。鑑賞後の余韻も悪くないし、サクッと面白い映画が観たいときなどにオススメの作品だ。