映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.137:「ゾンビランド」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は137本目。タイトルは、ルーベン・フライシャー監督による作品「ゾンビランド」。ヤフオクにて中古で購入。特典映像としては、「秘蔵メイキング(1)ゾンビランドを探して…」「秘蔵メイキング(2)全米ゾンビランド計画」「幻の未公開シーン集」「VFXメイキング」「US劇場版プロモーション予告編集」「オリジナル予告篇」「日本版劇場予告篇」で、計45分が収録されている。「秘蔵メイキング(1)ゾンビランドを探して…」では監督のルーベン・フライシャーが、「想像力をかきたてる脚本で、ユーモアや登場人物に心を奪われた」と語り、本作を「ゾンビ版ミッドナイト・ラン」だと評しているのが面白い。さらに「ゾンビとの戦いを描いてはいるが、実は人間の物語だ」とも語っており、これらはキャラクターたちの友情や恋を中心に描いているからこその発言だろう。ウディ・ハレルソンは「5本のオファーがあった中でこの作品はもっと興味がなかったが、脚本を読み始めると面白さに止まらなくなった」と語っており、ルーベン・フライシャー監督は「ナチュラル・ボーン・キラー」のタイトルを出して、「ぜひ彼に出演して欲しかった」と語っている。またエマ・ストーンは「コメディセンスがあって様々な感情を表現できる」と監督からも絶賛されており、若干20歳のエマ・ストーンの演技が楽しめる。スタッフ陣は、本作の配役を「完璧だ」と語っている。

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作品としては、「ヴェノム」「L.A. ギャング ストーリー」のルーベン・フライシャー監督による、ゾンビコメディ。長編監督デビュー作だ。ウディ・ハレルソンジェシー・アイゼンバーグエマ・ストーンアビゲイル・ブレスリンビル・マーレイという豪華キャストで、人類の大半がゾンビになった世界でのサバイバルをユーモラスに描いている。ゾンビがいないと噂される遊園地“パシフィックランド”へ行くまでのロードムービー的な雰囲気もある作品だが、特にジェシー・アイゼンバーグが演じている、引きこもり青年のコロンバスが考えた“生き残るための32のルール”というのが、コメディ色を強くしている。またビル・マーレイが本人役で登場しており、「ゴーストバスターズ」への愛情が溢れるシーンが用意されているなど、デビュー作ならではの「ゆるさ」が魅力の作品かもしれない。ただ、2019年には「ゾンビランド:ダブルタップ」というほぼ同一キャストでの続編も作られており、意外な人気の高さもうかがえる。

 

監督:ルーベン・フライシャー

出演:ウディ・ハレルソンジェシー・アイゼンバーグエマ・ストーン

日本公開:2010年