映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.167:「トゥルー・グリット」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は167本目。タイトルは、コーエン兄弟監督による作品「トゥルー・グリット」。amazonにて新品で購入。特典映像は「ヘイリーの『トゥルー・グリット』」、「バッスルからバックスキンまで~「トゥルー・グリット」の衣装」「南北戦争後の銃いろいろ」「フォート・スミスの再現」「キャストたち」「チャールズ・ポーティス 隠れた偉大な作家」「『トゥルー・グリット』の映像」「劇場用予告編」で、計71分が収録されている。「キャストたち」では主要キャストが本作についてコメントしており、マット・デイモンは本作を「少女の成長と純粋さの喪失の物語だ」と語り、ジェフ・ブリッジスヘイリー・スタインフェルドの演技に対して、「演技初出演と聞いて不安だったが、私たちは幸運だ。彼女は素晴らしい」と絶賛している。また「『トゥルー・グリット』の映像」では、本作の撮影監督であるロジャー・ディーキンスのコメントとメイキングが楽しめる。

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作品としては、「ファーゴ」「ノーカントリー」のコーエン兄弟が、ジョン・ウェイン主演の1969年「勇気ある追跡」をリメイクした作品。製作総指揮にはスティーブン・スピルバーグが名を連ねている。出演は「ビッグ・リボウスキ」のジェフ・ブリッジス、「オデッセイ」のマット・デイモン、「アベンジャーズ」シリーズのジョシュ・ブローリン、「スウィート17モンスター」のヘイリー・スタインフェルドなど。第83回アカデミー賞では「作品賞」を含む10部門にノミネートされており、公開当時も高い評価を受けた作品だ。父親を殺された14歳の少女マッティが犯人チェイニーを追跡するため、連邦保安官コグバーンを雇い、同じ目的を持つテキサスレンジャーのラビーフと共に旅をするというストーリーで、マッティを演じたヘイリー・スタインフェルドが映画デビュー作とは思えない演技を見せている。コーエン兄弟にとっては初めての本格西部劇だが、非常に手堅い演出と豪華キャスト陣の熱演で見応えのある作品になっている。

 

監督:ジョエル・コーエンイーサン・コーエン

出演:ジェフ・ブリッジスマット・デイモンジョシュ・ブローリンヘイリー・スタインフェルド

日本公開:2011年