映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.170:「ラン・ローラ・ラン」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は170本目。タイトルは、トム・ティクヴァ監督による作品「ラン・ローラ・ラン」。ヤフオクにて中古で購入。特典映像は「インタビュー:監督トム・ティクヴァフランカ・ポテンテモーリッツ・ブライプトロイ」「オリジナル予告編/日本版劇場予告編」で、計12分が収録されている。監督トム・ティクヴァのインタビューでは、「最初はもっとゆっくりしたテンポの多くの要素を盛り込んだ映画を考えていたが、緊張感や構成、撮影の効率を考えたら今のコンセプトになった」や「肉体的に鍛え上げられた主人公も考えたが、不健康なローラのような女性が走ることに意味を持たせた」などと語っている。また主人公ローラを演じたフランカ・ポテンテは、「赤い髪色が気に入って、撮影後も染めておきたかった」や「この映画のテーマは愛のためなら何でもできるという事で、誰が観ても共感できる作品よ」と語っている。

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作品としては本国ドイツで約300万人を動員し、サンダンス映画祭ではワールドシネマ観客賞を受賞したアクション映画で、監督は「クラウドアトラス」や「パフューム ある人殺しの物語」のトム・ティクヴァ。20分というタイムリミットの中で恋人マニを救うため、主人公ローラがベルリンの町をひたすら走り抜けるという内容で、日本でもミニシアターブームという追い風はあったものの、単館劇場で20週のロングラン大ヒットを記録している。出演は「ボーン・アイデンティティー」や「チェ 28歳の革命 / 39歳 別れの手紙」のフランカ・ポテンテや、「ミュンヘン」「スピード・レーサー」のモーリッツ・ブライプトロイなどドイツ人俳優で占められている。上映時間81分というタイトさもありながら、画面分割やアニメーションといった映像手法を取り入れながらハッピーエンドに突き進む娯楽作品なので、最後まで見飽きない。


監督:トム・ティクヴァ

出演:フランカ・ポテンテモーリッツ・ブライプトロイ、ヘルベルト・クナウプ

日本公開:1998年