映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.179:「インフェルノ/ロバート・ラングドン ブルーレイ トリロジー・パック」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は179本目。タイトルは、ロン・ハワード監督による作品「インフェルノ/ロバート・ラングドン ブルーレイ トリロジー・パック」。ヤフオクにて中古で購入。特典映像は「インフェルノ」だけで、「別バージョン&エクステンデッド・シーン (7種)」「幻覚の中の地獄」「世界を巡る『インフェルノ』」「ラングドンの検証」「シエナブルックスに迫る」「邪悪な億万長者」「監督の撮影日誌」「人口過剰問題を語る」「地獄への旅:現代に伝わるダンテ」で、計95分が収録されている。映像の中でロン・ハワード監督は、「原作者ダン・ブラウンのラングドンの連作は、アクションや謎解きに満ちた娯楽作だが同時に、毎回必ず議論を呼ぶような最新の社会問題を扱っている。」と語り、主演のトム・ハンクスは「1作目は神について、2作目は科学と信仰の溝について、3作目は地球上に人間が増えすぎた問題を扱っている。人口過剰は我々にとって最も身近な問題だ。」とシリーズのテーマを伝え、またダン・ブラウンは「ずっと前から”ダンテの神曲”をテーマに書きたかった。どうやったら13世紀の詩を今の読者に伝わるように現代風にできるか?を考えた末に、ダンテの”地獄”を歴史としてではなく予言としてとらえ、人口増加の話を思いついた。」と「インフェルノ」について語っている。

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作品としては2006年「ダ・ヴィンチ・コード」、2009年「天使と悪魔」、2016年「インフェルノ」と続く、ダン・ブラウン原作のシリーズで、監督は全ての作品を「バックドラフト」や「アポロ13」のロン・ハワードが担当している。シリーズ共通の主人公であるロバート・ラングドン役を務めるのは、「フォレスト・ガンプ/一期一会」や「プライベート・ライアン」のトム・ハンクス。シリーズの共演としてはオドレイ・トトゥイアン・マッケランユアン・マクレガーフェリシティ・ジョーンズと豪華な顔ぶれが脇を固めている。毎回パリやローマ、フィレンツェ、ヴァチカンといったヨーロッパを舞台に、キリスト教の法王やイルミナティ、ダンテの神曲などを題材にした歴史サスペンスの謎を、主人公のロバート・ラングドンが解いていくのが恒例のシリーズだ。映画は原作からかなり脚色されているので、正直そこは賛否両論あるのだが職人ロン・ハワード監督らしい手堅い演出で、毎回一定以上の面白さを提供してくれるシリーズだと思う。原作シリーズでいくと「インフェルノ」の前作にあたる三作目「ロスト・シンボル」は、映画ではなくドラマ化が決定しているそうだが、最新作「オリジン」はトム・ハンクス主演でぜひとも映画化してほしい。


監督:ロン・ハワード

出演:トム・ハンクスフェリシティ・ジョーンズイルファン・カーン

日本公開:2006年~2016年