映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.233:「フリー・ガイ」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は233本目。タイトルは、ショーン・レヴィ監督による2021年公開作品「フリー・ガイ」。特典映像としては「未公開シーン」「NGシーン集」「アクション・シーンの作り方」「モロトフ・ガールができるまで」「タイカ・ワイティティの世界」「フリー・シティへようこそ」「劇場予告編」で、計64分が収録されている。「タイカ・ワイティティの世界」では、ショーン・レヴィ監督が「タイカ・ワイティティは素晴らしい監督であると同時に、僕が一緒に仕事した中で最高のコメディ俳優だ。両方できるなんてズルイよね。」と言い、タイカ・ワイティティは「初めは緊張したよ、純粋な役者ではないからね。台本は自分のシーンしか読まなかった。他の監督の下で演じるのは久しぶりだったけど、すごく楽しかったよ。制作者としての責任を負わなくて済むからね。」と語っている。また「フリー・シティへようこそ」では、監督が「壮大な構想で尊敬する役者と一緒に、独創的で楽しい映画を作れる完璧な企画だったよ。実はライアンも僕もコアなゲーマーではないんだ。”フォートナイト”もよく知らない。そんな二人が、ゲーム文化を映画で語るなんて興味深い体験だったよ。”トゥルーマン・ショー”のデジタルゲーム版だね。」とインタビューに答えている。

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作品としては、「ナイト ミュージアム」「リアル・スティール」のショーン・レヴィ監督と「デッドプール」「ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード」のライアン・レイノルズが、「フリー・シティ」という架空のゲーム世界を舞台に描いた作品で、第94回アカデミー賞「視覚効果賞」にもノミネートされている。共演は「最後の決闘裁判」でリドリー・スコット監督に大抜擢されたジョディ・カマーや、「ジョジョ・ラビット」では監督/出演を務めたタイカ・ワイティティ、「スプリー」のジョー・キーリーなど。ゲーム内のモブキャラとして単調な毎日を繰り返していたガイが、謎の女性モロトフ・ガールとの出会いをきっかけにゲーム内の”設定やお約束”をぶち壊しながら、新しい自分を取り戻していくというストーリーで、非常に感動的な一作になっている。改めてブルーレイで観直してみたが何度見ても楽しめる傑作だと思うし、特典映像の数々も面白いオススメの一本だ。

 

監督:ショーン・レヴィ
出演:ライアン・レイノルズ、ジョディ・カマー、リル・レル・ハウリー、ジョー・キーリー、タイカ・ワイティティ
日本公開:2021年