映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイレビュー&感想Vol.290:「アンビュランス」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は290本目。タイトルはマイケル・ベイ監督による、2022年公開作品「アンビュランス」。特典映像としては、「マイケル・ベイの真骨頂」「救急車での撮影」「空撮とスタント」「製作の舞台裏」「LAでのカーチェイス」「初期対応者に捧ぐ」で、計38分が収録されている。「マイケル・ベイの真骨頂」では、主演のジェイク・ギレンホールが「いろんな映画でアクションをやってきたけど、本作のエネルギーはどれとも違う。出演を決めたのは、監督がマイケル・ベイだったからだよ。彼はシーンに全力を注ぐし、リスクがあっても真っすぐに向き合う。様々な評判を聞くし、世間を騒がせていることを、本人も否定はしないだろう。でもこんな映画が作れるのは彼だけだよ。」と言い、「製作の舞台裏」では「この役に魅力を感じた。肉体と感情の両面で挑戦するのが好きなんだ。脚本を読んで自分に尋ねたよ。”心が動くか?”とね。そして監督と話をして、兄弟関係をリアルに見せたいと思った。複雑だが、愛のある関係を表現したかったんだ。」と語っている。またプロデューサーのブラッドリー・J・フィッシャーは、「オリジナルであるデンマーク版を観た事のある人は少ないかもね。”『ヒート』と『スピード』の合体だ”と企画を出したよ。マイケル・ベイ版を作るのは名案だと思った。でも、こんなに大変な作品になるとは思ってなかったよ。救急車に塗装したり、川でヘリに追走されるシーンは、監督が加えた要素なんだ。」と答えている。

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作品としては、「トランスフォーマー」シリーズや「アルマゲドン」「ザ・ロック」などのアクション超大作を多く手掛ける、マイケル・ベイ監督の5年ぶりの劇場公開作であり、銀行強盗が救急車で逃走劇を繰り広げる姿を描いたノンストップアクション。出演はジェイク・ギレンホールのほか、「キャンディマン」や「マトリックス レザレクションズ」のヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、「ベイビー・ドライバー」や「パーフェクト・ケア」のエイサ・ゴンザレスなど。これぞマイケル・ベイ監督作品といった感じの全編ケレンに満ちたアクション映画だが、”兄弟愛”を描いたドラマも見どころで、鑑賞後の満足感が高い作品だ。劇場公開時に映画館で観たが、やはりブルーレイでも購入してしまった。特典映像のインタビューに、マイケル・ベイ本人のインタビューが無いのは残念だったが、それでも撮影の裏側が解るメイキングは面白い。お気に入りの一本だ。

 


監督:マイケル・ベイ

出演:ジェイク・ギレンホール、ヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世、エイサ・ゴンザレス、ギャレット・ディラハント

日本公開:2022年