映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は374本目。タイトルはジェームズ・ガン監督による、2021年日本公開作品「ザ・スーサイド・スクワッド “極"悪党、集結」。特典映像としては、「未公開&エクステンデッド・シーン集」「NG&オフショット集」「キング・シャーク」「愛すべきはみ出し者たち」「ジェームズ・ガンのスタイル」「シーン解説」「スターロ」「戦争映画風予告編」「ホラー映画風予告編」「バディ映画風予告編」で、計97分が収録されている。「ジェームズ・ガンのスタイル」では、ジェームズ・ガン監督が「僕はコミックスを愛している。コミックスの持つ”くだらなさ”がいいんだ。今回のような作品はその”くだらなさ”に敬意を払い、愛を込める作業だと思う。そしてできる限りリアルに作るんだ。それが映画制作の楽しみであり、この作品の魅力だと思う。」と言い、「この作品は特に楽しかった。ワーナー・ブラザーズは僕を信頼してくれて、好きにやらせてくれたからね。風変わりな方法で話を進めても、どのキャラを殺しても良かった。これは”戦争映画”だから、レーティングは”R指定”にすべきだと伝えたよ。これまでの僕の映画のどれよりも、実写の特撮部分が多い作品だったね。その分、キャラクター選びには悩んだ。バカげた極悪党を選ぶんだからね。特にポルカドットマンは、彼が機能すれば作品は成功すると思った。僕は、順調な人生を送れない人々の物語に興味があるんだ。彼らにもっといい人生にする機会を与えたいんだよ。」と語っている。
作品としては、「スーパー!」「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督が手掛けた、アクションエンタテインメント。2016年にはウィル・スミス主演、デヴィッド・エアー監督により映画化されたバージョンもあったが、これがあまりに不評だったため、ワーナー・ブラザーズから白羽の矢が立ったジェームズ・ガンがリブートした作品だ。主演は前作に引き続き、”ハーレイ・クイン”を演じたマーゴット・ロビー、「アラビアンナイト 三千年の願い」のイドリス・エルバ、「DUNE/デューン 砂の惑星」のデヴィッド・ダストマルチャン、「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」のジョン・シナなど。「DCエクステンデッド・ユニバース」初の”R指定”作品として、ジェームズ・ガンらしいゴア表現が満載でありながらも、各キャラクターの個性が際立った楽しい映画になっている。
監督:ジェームズ・ガン
出演:マーゴット・ロビー、イドリス・エルバ、デヴィッド・ダストマルチャン、ダニエラ・メルキオール、ジョン・シナ
日本公開:2021年