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エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記 ネタバレ&考察Vol.486:「MEG ザ・モンスター」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は486本目。タイトルはジョン・タートルトーブ監督による、2018年日本公開作品「MEG ザ・モンスター」。特典映像としては、「大海原で食らいつけ!メイキング・オブ “MEG ザ・モンスター”」「伝説の巨大ザメ メガロドンを再現!」「ニュージーランドでの撮影」で計24分が収録されている。「メイキング」では、ジョン・タートルトーブ監督が「今までにない脚本を望んでいた。モンスター映画の監督は未体験だったけどね。しかも巨大サメの話なんて初挑戦だし、やりがいがありそうだから引き受けたんだ。海中にいる巨大生物やそれにおびえる人々、深海に潜る潜水艦を観るのは楽しい。だが観客の一番の見所はジェイソン・ステイサムだろうね。彼は誠実で純粋のうえユーモアのセンスがある。体形もごまかさず、スタントやアクションもこなす。すべて本物なんだ。」と言い、「セットでの撮影は雨も降らないし、気温も保たれていて快適だ。だが映像の質を考えたら海に出た方がいい。船で撮影現場に着くと、エンジンを止めていても船は動いてしまう。だが錨を2基降ろすのに45分もかかるんだ。しかも一旦錨を降ろしてしまうと、移動は無理だ。一方で太陽は動くから、撮影はこれらすべてを考慮しないといけないんだよ。」と語っている。

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また「また役者たちは1週間、水中での安全を学んだ。スタントチームが泳ぎや危険回避の方法を教えたんだ。水中は危険だからね。劇中で誰かが泳いでいるシーンがあったら、どんな映画でも必ずその下にはウェットスーツで潜っているスタッフがいる。だから周りの泡を編集で消す必要があるんだ。監督にとって怖い映画を作るのは楽しいよ。作り物だと分かっているからホラー作品は人気なんだ。現代では派手な視覚効果で観客を驚かせ、モンスターの巨大さが表現できる。人食いサメをリアルに描くこと、それこそが本作のテーマだったよ。」と答えている。

 

作品としては、「クール・ランニング」「フェノミナン」「ナショナル・トレジャー」などのジョン・タートルトーブ監督が手掛けた、モンスターアクションスリラー。アメリカ合衆国/中国の合作で、リー・ビンビンなど中国人キャストが多数活躍している。出演は「エクスペンダブルズ」「キャッシュトラック」などのジェイソン・ステイサム、「バイオハザードV リトリビューション」などのリー・ビンビン、「スーパー!」のレイン・ウィルソン、「ジョン・ウィック:チャプター2」のルビー・ローズ、「ウェディング・バンケット」のウィンストン・チャオ、「ダイ・ハード4.0」のクリフ・カーティスなど。続編である「MEG ザ・モンスターズ2」も2023年に公開されており、世界中で人気のフランチャイズ作品となりつつあるが、脚本の雑さが目立つ大味アクション映画なのは否めないだろう。

 

 

監督:ジョン・タートルトーブ
出演:ジェイソン・ステイサムリー・ビンビンレイン・ウィルソンルビー・ローズ、ウィンストン・チャオ

日本公開:2018年