映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は490本目。タイトルはベン・ウィートリー監督による、2023年日本公開作品「MEG ザ・モンスターズ2」。特典映像としては、「メイキング」「深海からの新たな恐怖」で計23分が収録されている。「メイキング」ではベン・ウィートリー監督が「化け物との肉弾戦や逃走劇、メグの襲撃にヘリでの戦いと何でもありの映画だね。2作目の脚本には映画作りのすべてが詰まっていた。スケール感も増したしね。2作目は深海の場面が多いが、1作目の臨場感をそのまま引き継ぎたかったから、登場人物も変えずに踏襲した。ジェイソン・ステイサムはアクション映画のプロですべてを心得ていたね。主人公のジョナスは実直な男だが、元軍人で戦闘に詳しく冷静なプロでもある。危機にも顔をしかめるだけだ。地に足の着いたヒーローなんだよ。脚本の指示に”観た事のないスタント”と、ありがたい注文が書いてあったから、”これで思い切りやれる、万々歳だ”と思ったよ。」と言い、「クレイジーな仕掛けをゼロから作り上げた。登場キャラに更なる苦境や重圧を味わってほしかったんだ。特に水中撮影はストレスが溜まる。モニター越しに”俳優の息が続くか?”と考えるんだ。みんなアップアップで苦しそうに演技するし、天井まで水で埋まりそうで観ていて怖かったよ。ジェイソンのジェットスキーのシーンでは、乗っているフリを最小限にしたがった。だからほとんど自分で猛スピードを出して運転していたが、監督としては不安で見ていられなかったよ。サメをよけて360度回転する場面では、ジェットスキーを付けたドリルを実際に回転させたんだ。潜水艇の逃走劇や深海生物との戦い、石油タンカーでの危険な冒険、海上での襲撃シーンなどまったく別物のシーンだが面白い挑戦だった。映画作りを心から楽しめたよ。」と語っている。
作品としては、「ハイ・ライズ」「フリー・ファイヤー」などのベン・ウィートリー監督が手掛けた、巨大ザメ「メガロドン(Megalodon)」=通称「MEG(メグ)」の恐怖を描いた海洋パニックアクションのシリーズ第2弾。主演はもちろん「エクスペンダブルズ」「アドレナリン」「トランスポーター」など、多くのアクション映画で主演を務めてきたジェイソン・ステイサム。謎の恐竜もどきも登場し、前作以上に大味なアクション映画になってしまったトンデモ続編だが、相変わらず豪快な”ステイサム無双”が観られる作品だ。
監督:ベン・ウィートリー
出演:ジェイソン・ステイサム、ウー・ジン、ソフィア・ツァイ、ペイジ・ケネディ
日本公開:2023年