映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ「21ブリッジ」ネタバレ&考察:Vol.566

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は566本目。タイトルはブライアン・カーク監督による、2021年日本公開作品「21ブリッジ」。特典映像としては、「日本版予告編ショートver./ロングver.」「チャドウィック・ボーズマン インタビュー映像」「チャドウィック・ボーズマン プロモーション映像」「ルッソ兄弟 プロモーション映像」「メイキング&インタビュー映像」で、計7分が収録されている。ルッソ兄弟 プロモーション映像」では、ルッソ兄弟が「子供の頃に夢中だったNYの刑事ものを、完全な現代版として再現した。本作ではNYを大胆にも一晩、都市を丸ごと封じ込める物語だ。主演のチャドウィック・ボーズマンは発想力がすごい俳優なんだ。製作としての活力や集中力もね。彼は複雑な主人公を演じきったよ。観る人に多くを問う上に楽しみつつも考えさせられる作品だし、実力派俳優たちの名演には目を奪われるよ。こんな映画は稀少だろうね。」と語っている。

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また主演チャドウィック・ボーズマンは「本作は斬新なアクションスリラーで、観客を驚きと興奮に巻き込むよ。スケールの大きな追跡劇なんだ。この映画では主演と製作のどちらも手掛けたが、バランスをうまく配分することを心掛けたよ。忙しくなり過ぎないようにある程度、製作パートナーに任せたりもした。彼は毎日現場に足を運び、撮影にも立ち会っていたからね。僕が製作に携わったのは、主に撮影に入る前と撮影が完了した後だった。撮影の最中は役者に徹するべきだと思ったからね。」と答えている。

 

作品としては、製作に「アベンジャーズ」シリーズのアンソニージョー・ルッソ兄弟監督が名を連ね、長編映画では本作がデビュー作となるブライアン・カークがメガホンを取ったクライムサスペンス。そして2020年の8月に43歳という若さで亡くなった、「ブラックパンサー」のチャドウィック・ボーズマンが主演/製作を務めており、本作が遺作となった。タイトな上映時間の中で余計な説明や設定を一切そぎ落とし、「犯罪アクション映画」としての純度を相当に高めているのが特徴だろう。出番は少ないがJ・K・シモンズの熱演も素晴らしい。

 


監督:ブライアン・カー
出演:チャドウィック・ボーズマンシエナ・ミラー、キース・デイヴィッド、テイラー・キッチュJ・K・シモンズ
日本公開:2021年