映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ「THE WITCH/魔女 ―増殖―」ネタバレ&考察Vol.567「THE WITCH/魔女 ―増殖―」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は567本目。タイトルはパク・フンジョン監督による、2023年日本公開作品「THE WITCH/魔女 ―増殖―」。特典映像としては、「メイキング映像」「魔女のはじまり」「予告編(オリジナル/日本版)」で計13分が収録されている。「メイキング映像」ではキャスト陣やスタッフが、「魔女プロジェクトの完全体といえる少女が秘密研究所から脱出するので、今回はその少女を追う人々の話なんです。世界観がより大きくなり、韓国版での副題「The Other One」のとおり、今回は新たな魔女が登場します。主人公の少女は”どんな怪物になるか分からない”というセリフのとおり少し危険な人物で、ピュアな面もある猛獣のようなキャラクターなんです。最初の登場からとても神秘的で、何が起きるのか興味をそそりますね。前作の撮影ノウハウがあり、仕上がりがある程度予測できましたが、更に良いものにするようスタッフみんなが大胆になっていきました。監督のシナリオはとても強烈で観客にある種の快感を与えます。パク・フンジョン監督そのものが一つのジャンルのようですね。」と答えている。

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作品としては、「新しき世界」のパク・フンジョンが前作に続いて監督・脚本を手がけた、「The Witch 魔女」の約4年ぶりのシリーズ第2作目。主人公の少女を演じるのは、1,400人以上が参加するオーディションを勝ち抜いた末に映画初主演を飾ったシン・シア。シリーズを”魔女ユニバース”化するという構想が具現化した本作は、前作と同じ世界観を踏襲しつつ主人公を一新して、前作とはやや異なるコンセプトで製作されている。基本的には最先端のVFXを駆使した”サイキック・アクション”だが、脚本の意外性もあって次回作が楽しみになる娯楽超大作だ。ストーリー/特殊効果/役者陣とすべてが高水準の”魔女ユニバース”だけに、次回作は日本でもっと公開規模が大きくなることを期待したい。

 

 

監督:パク・フンジョン
出演:シン・シア、パク・ウンビン、ソン・ユビン、ソ・ウンス、イ・ジョンソク
日本公開:2023年