映画好きが購入したブルーレイの映画情報をブログに残していく記事で、今回は585本目。タイトルはダリル・デューク監督による、1979年日本公開「サイレント・パートナー」。特典映像は特に無し。本作でメガホンを取ったダリル・デュークはほとんど無名だと思うが、脚本は「イン・ハー・シューズ」「8 Mile」「激流」「ゆりかごを揺らす手」などを監督しつつ、「L.A.コンフィデンシャル」でアカデミー賞を獲得したカーティス・ハンソンが担当している。真面目で平凡な銀行員が、出来心で起こした強盗からの横領が思いもしない方向へ展開していくサスペンス映画だ。出演は「M★A★S★H マッシュ」「ロング・グッドバイ」「ナッシュビル」のエリオット・グールド、「ジェーン・エア」「スーパーマン」のスザンナ・ヨーク、「サウンド・オブ・ミュージック」「ビューティフルマインド」「ゲティ家の身代金」のクリストファー・プラマーなど。


作品としては、ショッピングモール内で営業する都市銀行に勤める銀行員マイルズ・カレンは、たまたま手に取った小切手の写しに書かれた「銃がある。現金を全部渡せ!」というメモと、ショッピングモール内のサンタクロースの看板の筆跡が似ていることから、強盗を計画する犯人ハリーの存在を知ってしまう。しかしマイルズは警察に通報することなく、その計画を逆手にとって、銀行で渡した金と実際にハリーに渡した金の差額をかすめ取ってしまう。一方で、自分が強奪した金額とテレビインタビューで報道された被害金額に合わないことに気づいたハリーは、脅迫電話をかけてマイルズを追い込んでいく。ここから彼ら二人の頭脳戦が展開されていくのだった、というストーリーだ。サスペンスとしてオチが読めない展開の脚本と、水槽のガラスで女性を殺すシーンが印象的なサディスティックな犯人を演じるクリストファー・プラマーが最高で、小品ながらも佳作となっている。エリオット・グールド主演作品としては、やや知名度の低い作品かもしれないがオススメな一作だ。
監督:ダリル・デューク
出演:エリオット・グールド、クリストファー・プラマー、スザンナ・ヨーク、セリーヌ・ロメス、マイケル・カービー
日本公開:1979年