映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記 ネタバレ&考察Vol.594:「レザボア・ドッグス 4Kリマスター版」

映画好きが購入したブルーレイの映画情報をブログに残していく記事で、今回は594本目。タイトルはクエンティン・タランティーノ監督による、1993年日本公開「レザボア・ドッグス」。特典映像は「Deleted Scenes」「Playing It Fast and Loose」「Profiling the Reservoir Dogs」「予告編」で、計36分が収録されている。「Playing It Fast and Loose」では、映画評論家や映画関係者たちが「駆け出しの映画製作者による作品とは思えない。非常に面白く、個性的で才能のある新人の出現を声高に知らしめた作品だ。普及の名作だと思うよ。鬼才タランティーノの出現を知らしめた作品で、言いようのないカッコ良さが終始漂うんだ。クールな楽曲を使って役者たちを”神”にする。本作のサントラがその先駆けだったと言えるね。また衣装も重要で、細いネクタイを締めたレトロな装いは、ロンドンの若者の間で流行した。黒のジャケットに白いシャツとサングラスのファッションは、広告やあらゆる場面にマネされているからね。」と言い、「若い映画製作者たちは本作を観て、新しい表現法が出来たと思っただろう。それは”彼らの時代”を語るための表現法だったんだ。ポップカルチャーを主流にしていて、『クラークス』みたいな独立系作品よりもその趣が強いと思う。映画会社に対して、既定路線から外れるのもアリだと示したんだ。その後、ポップカルチャーはあらゆる映画で見られるようになった。タランティーノの成功をみて見習うようになったんだよ。登場人物たちは小話をするんだが、彼らは至って本気だ。サミュエル・L・ジャクソンが『タランティーノの脚本は、あいつが頭の中で想像している会話を読んでるみたいだった。』と言ったが、頭の中をそのまま役者に喋らせてるんだ。本作はそれまでのアメリカ映画に欠けていたもので、時系列を無視した構成や際立ったトーンは特別なものだ。長く生き残る作品だと思うよ。」などと絶賛している。

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作品としては、「パルプ・フィクション」「ジャッキー・ブラウン」「イングロリアス・バスターズ」「ジャンゴ 繋がれざる者」などのクエンティン・タランティーノが、監督/脚本/出演の三役を務めた1993年日本公開の長編デビュー作。ハーヴェイ・カイテルティム・ロスマイケル・マドセンスティーヴ・ブシェミなど錚々たるメンバーが、この稀有なデビュー作に華を添えている。さらにジョージ・ベイカーの『リトル・グリーン・バッグ』などスタイリッシュな音楽をギャング映画に使うクールさは、次作の「パルプ・フィクション」に引き継がれている。クエンティン・タランティーノ28歳のデビュー作であり、インディペンデント映画の傑作として今でも映画史に燦然と輝く名作だろう。

 

 

監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ハーヴェイ・カイテルティム・ロスクリス・ペンスティーヴ・ブシェミマイケル・マドセン
日本公開:1993年