映画好きが購入したブルーレイの映画情報をブログに残していく記事で、今回は595本目。タイトルはM.ナイト・シャマラン監督による、2024年日本公開「トラップ」。特典映像は「M.ナイト・シャマランが仕掛ける新しい“罠”」「レディ・レイブンとしてのサレカ」「未公開シーン集」「エクステンデッド ライブシーン:Where Did She Go」で、計19分が収録されている。「M.ナイト・シャマランが仕掛ける新しい“罠”」では、M.ナイト・シャマラン監督が「映画製作における私の信条は、オリジナルで刺激的な物語を紡ぐことだ。他では観られないものを作って、人々の記憶に強烈な印象を残したい。ミュージシャンの娘サレカと話したんだ。ライブとスリラーを組み合わせられないかとね。音楽の感動と殺人鬼の恐怖を融合されるんだ。ジョシュは初めて会った時からやる気に満ちていたね。私はすべてストーリーボードに描くが、それに何か月もかける。ハイリスク・ハイリターンの映画製作では、一番効率的な方法なんだ。ほとんどの映画はたくさんの映像を集めたもので、それらの映像を編集者と監督が1つにするんだが、私は違う。ライブ映像のようなカメラワークでは登場人物の感情が表現されないんだ。目的は観客を同じ心理状態にさせることで、映画を観てる間は常に緊迫感を持たせたい。一緒にハラハラしながら驚いてほしいね。劇場全体が息を飲む瞬間が、私にはたまらないんだ。」と言い、主演のジョシュ・ハートネットは「脚本に描かれていたのは、壮大で奇抜で独特な内容だ。監督が見事にまとめ上げたよ。僕は殺人鬼であるクーパーの心の動きを理解して、彼の視点に立とうとしたんだ。救いようのない悪人だけどね。ギリギリの精神状態を表現したかったから、連続殺人犯について本を読んで学んだよ。彼には恐怖心がなく、人からの期待を重荷にも感じないんだ。」と語っている。


作品としては、M・ナイト・シャマランが監督・脚本を手がけるサスペンススリラーであり、大物歌手レディ・レイブンを演じたのはシャマランの実娘サレカ・シャマランというのも話題になった。娘には甘いがサイコパスな殺人をジョシュ・ハートネットが演じており、久しぶりの主演作として印象的な演技をみせている。アルフレッド・ヒッチコック好きなM・ナイト・シャマランらしい限定シチュエーションのサスペンスであり、かなりライブやアーティスト周りの設定の甘さやシナリオの不備は感じるものの、相変わらず監督の作家性を感じさせる一作だったと思う。
監督:M.ナイト・シャマラン
出演:ジョシュ・ハートネット、アリエル・ドノヒュー、サレカ・シャマラン、ヘイリー・ミルズ、アリソン・ピル
日本公開:2024年