映画好きが購入したブルーレイの映画情報をブログに残していく記事で、今回は596本目。タイトルはキャスリン・ビグロー監督による、2024年日本公開「K-19」。特典映像は「メイキング・オブ・K-19」「技巧を探る~特殊メイクの技術」「氷壁突破~VFXメイキング」「航海までの軌跡~甦ったK-19」「オリジナル予告篇」「日本版予告篇」で、計46分が収録されている。「メイキング・オブ・K-19」では、キャスリン・ビグロー監督が「ロシアの英雄たちの存在を世に伝えるための作品よ。ハリソン・フォードは、物語を深く理解し細部までこだわったわ。彼の厳格さや根気はまるでロシア人のようだったし、ロシアで撮影することで私たち自身が現実感を持てた。撮影が難しくなっても構わなかったから、本物のK-19とまったく同じ大きさで艦内を作ったんだけど、そこに機器を詰め込んだから、元々広くなかった空間がさらに狭くなった。特に身長の大きなリーアム・ニーソンにとっては、この限られた区画が問題だったわね。キャストたちは状況に対応する能力を養うために船体に亀裂が入る訓練などもしたし、この映画は規模の大きさ自体が試練だった。2大陸での撮影や海上撮影など、想像を絶する大変さだったわ。しかし映画のスケールは大きくても、そこで描かれる人間模様は普遍的なの。英雄とは危機的状況に置かれたとき、勇気と高潔さを発揮できる人のことね。」と語っている。またハリソン・フォードは「紳士的ではない人物の役は僕には向いていないと言われたよ。キャストは世界中から最高の若者が集まってくれた。すでに活躍している者もいれば新人もいたね。全員素晴らしい演技を見せてくれた。表現力だけではなく、情熱を感じたよ。撮影をロシアで始めたのが良かったんだ。現地の人に囲まれて生活して、ロシアを肌で感じられたからね。冷戦時代の遺物が実際に残っていて、1961年という過去に一瞬で戻れたよ。」と答えている。


作品としては、「ハートブルー」「ハート・ロッカー」「ゼロ・ダーク・サーティ」「デトロイト」などのキャスリン・ビグロー監督による2002年日本公開作。キャッチ・コピーは「世界なんか、一瞬で終わる。」であり、ソ連の原子力潜水艦K-19を舞台にそこで起こる人間関係の衝突や事故を描いた潜水艦サスペンスだ。艦長アレクセイ・ボストリコフをハリソン・フォード、副長ミハイル・ポレーニンをリーアム・ニーソンが演じており、事あるごとに対立する二人の演技が本作の大きな見せ場となっている。アメリカ出身のハリソン・フォードとアイルランド出身のリーアム・ニーソンが、ロシア人を演じていることの違和感は最後まで拭えないが、キャスリン・ビグローらしいスケールの大きな潜水艦サスペンスになっており、最後まで飽きさせない演出力は流石だと思う。
監督:キャスリン・ビグロー
出演:ハリソン・フォード、リーアム・ニーソン、ピーター・サースガード、クリスチャン・カマルゴ
日本公開:2024年