映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

2025年に劇場で観た映画ランキング『ベスト20』を発表!

2025年に劇場で観た映画ランキング『ベスト20』を発表!

今回は2025年映画ランキングの20位から1位を発表!劇場で鑑賞した作品から選定した。またここにランクインしなかった映画でも、「Flow/フロウ」「ウィキッド ふたりの魔女」「異端者の家」「サンダーボルツ*」「28年後...」「F1/エフワン」「アイム・スティル・ヒア」「テレビの中に入りたい」「ブラックバッグ」「ファイナル・デッドブラッド」「シャドウズ・エッジ」あたりは素晴らしい出来で、改めて2025年は豊作だった気がする。ちなみに本年度のワーストは、2月公開のカイル・エドワード・ボール監督「SKINAMARINK スキナマリンク」。前衛的と言えば聞こえは良いが、あまりにストーリーのない退屈な作品だった。では20位から順番にベストを発表!今年も本ブログを読んで頂き、ありがとうございました!

 

 

20.「ナイトコール」

ベルギーの新鋭ミヒール・ブランシャールによる初の長編監督!平凡な青年が巻き込まれた一夜の逃走劇を、フィルムノワールタッチで描いた非凡な作品!いわゆる巻き込まれ型サスペンスとして脚本の推進力も強く、監督の次回作が楽しみになる意欲作!

19.「ビーキーパー」

ジェイソン・ステイサム主演の単なる能天気アクション映画ではない、意外性の高い一作!本作の”悪役(ヴィラン)”の設定によって、社会的なメッセージ性を感じさせる作品の上、アクション映画としての完成度も高い驚くべき作品!

18.「エディントンへようこそ」

過去のアリ・アスター作品に比べてかなりファンタジー色は薄く、コロナ禍の世相を反映したリアリティ溢れる作品!ストーリーも分かりやすく脚本の起伏もありながら、アリ・アスター独特の毒っ気も健在の新機軸な快作!

17.「ドールハウス

矢口史靖監督による”ドール・ミステリー”は、意外なほどに王道の”Jホラー”!ジャンプスケア演出やゴア描写はほとんどないが、不気味で楽しいホラー映画に仕上がっているのは、矢口監督の演出手腕だからこそ!長澤まさみの熱演も必見!

16.「遠い山なみの光

カズオ・イシグロの長編小説デビュー作を、石川慶監督が映画化!原作の繊細さやメッセージを活かしながらも見事に映像化に成功した良作で、広瀬すず二階堂ふみといった俳優陣の熱演も見どころ!

 

 

15.「満ち足りた家族」

ある弁護士と医者という価値観の違う兄弟家族に起こった悲劇を描いた、韓国サスペンス映画の快作!ソル・ギョングチャン・ドンゴンの主演作で俳優陣の巧さと共に、映画的な演出と脚本の巧さに舌を巻く!

14.「アノーラ」

第97回アカデミー賞では「作品賞」「監督賞」を含む、最多5冠を受賞したショーン・ベイカー監督の大出世作スラップスティックコメディの演出をベースにしながらも、様々な解釈が可能なエンディングまで目が離せない、現代版「カビリアの夜」!

13.「愛はステロイド

2025年を代表する、風変わりなアプローチの作品!ストーリーがどこに向かっていくのは想像できない上に、ラストの展開は観客の想像を超える”映画的な飛躍”を見せるのが最高!クリステン・スチュワートエド・ハリスも強烈な印象を残している。

12.「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」

韓国映画界の中でも圧倒的に高いクオリティの作品を出し続けている、リュ・スンワン監督による9年ぶりの刑事アクション続編!前作よりも複雑なテーマを描いた作品だったが、ファン・ジョンミン含めた役者陣の熱演も含めて、心から面白かったと言える作品!

11.「スーパーマン

過去シリーズとは違うものを描こうとした、ジェームズ・ガン版「スーパーマン」!厳しいアメリカの世相と分断を反映しながらも、市井の民のために立ち上がるヒーローの姿を真摯に描いた力作で、スクリーンを観ていてひたすら眼福な129分!

 

 

10.「サブスタンス」

ラストに近づくにつれて、想像を超えるエクストリームな展開となる衝撃作!主演デミ・ムーアが身体を張りながら、心躍る特殊効果をフルに生かした映像演出と、先が読めずに驚きの連続となる展開が楽しいボディホラー!

9.「ストレンジ・ダーリン」

ひたすら観客の先入観を覆してくる、全編”ミスリード”に溢れた快作!上映時間も97分とタイトで退屈する暇は一切ない上に、これぞ”映画”でしか味わえない快感に満ちたダークホース的な作品!

8.「ノスフェラトゥ

ロバート・エガース監督による、古典「吸血鬼ノスフェラトゥ」のリメイク決定版!超大作でありながらインディーズ的な手作り感もあり、洗練されたホラーとしても作り込まれた世界観が楽しめる稀有な作品!

7.「敵」

吉田大八監督による、穏やかな生活を送っていた独居老人に、ある日「敵」が現れるというメールが届いたことから日常が壊れていく様子をモノクロで描いていく”悪夢映画”!主演の長塚京三が、ジャンルを超越した演技で魅せ切る!

6.「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦

るろうに剣心」の谷垣健治がアクション監督を務め、ソイ・チェン監督がメガホンをとった、2025年を代表する香港アクション映画!キャラクターの魅力とアクションの楽しさを高圧縮で煮込んだような、最高のエンターテイメント大作!

 

 

5.「名もなき者 A COMPLETE UNKNOWN」

ジェームズ・マンゴールド監督がティモシー・シャラメを主演に迎えて、あの”ボブ・ディラン”をテーマにした音楽映画!まさにまだ何者でも無かった、ボブ・ディランという天才の生き様を描いた良作!

4.「爆弾」

クールな画面色調と重厚な演技演出によって引きつけられる、山田裕貴佐藤二朗主演のサイコサスペンス!意外性のある脚本とキャラクターの魅力で最後まで引っ張る、日本発の超娯楽作品!

3.「ワン・バトル・アフター・アナザー」

ポール・トーマス・アンダーソン監督とレオナルド・ディカプリオが初めてタッグを組んだ、コメディアクション!ディカプリオがコメディリリーフに徹し、ベニチオ・デル・トロショーン・ペンら芸達者と紡ぐ、PTAの新境地!

2.「罪人たち」

ライアン・クーグラー監督とマイケル・B・ジョーダンによる、最高のブルース・ミュージック映画!音楽と映像のシンクロが気持ち良く、音楽が映画全体を引っ張るジャンル映画!大物ミュージシャンの登場も嬉しい!

1.「教皇選挙」

宗教的な前知識はまったく必要ない上に、ミステリー作品としてもかなりの強度を持った傑作!映像、演出、役者陣と高いレベルで融合している上に、”コンクラーベ”をこれだけかみ砕いて面白く映画化しているのは驚異的!