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エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記 ネタバレ&考察Vol.612:「ラースと、その彼女」

映画好きが購入したブルーレイの映画情報をブログに残していく記事で、今回は612本目。タイトルはクレイグ・ギレスピー監督による、2008年公開「ラースと、その彼女」。特典映像は、「ドキュメンタリー“ラースの世界”の裏側」「女優・ビアンカにまつわる共演者とスタッフの証言」「削除シーン」「オリジナル版劇場予告」「日本版予告編集」の計20分が収録されている。「ドキュメンタリー“ラースの世界”の裏側」では、主演のライアン・ゴズリングが「思いも寄らない話なんだ。この映画は僕らに人間は正しいことができるはずだって伝えてくれる。演じるにあたって脚本をダメにしてしまう恐怖があったね。自分の子供に悪友が出来てその影響が心配なんだけど、結局は子供を信じるしかない母親の気分さ。人形の存在を受け入れるのは簡単じゃないけど、ビアンカが特別なことをみんなが気付くんだ。役作りで実際に母親の家にビアンカと言ったり、ラースの家に泊まったりしたよ。この映画で素晴らしいのはラースの決断なんだ。相手が人間じゃなくても愛し合うことは出来なくても、ただ誰かを愛そうっていうね。」と語っている。

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クレイグ・ギレスピー監督は「本作は設定も型破りだけど、それだけじゃない。この映画の出来は9割以上キャスティングにかかっていたよ。主演はライアン・ゴズリングしか考えていなかったし、彼の出演は嬉しかったね。彼はあるシーンで最高のアドリブを入れてくれたんだが、あれには胸を打たれたよ。写真で見たリアルドールの1つがとても穏やかな顔をしていて、その”禅”ぽい雰囲気がこの映画に最適だと思って採用したんだ。町の人々は団結することで心を通わせていき、その関係を取りなしたのが人形だった訳だけど、町には一体感が生まれる。ライアンは役作りのためにビアンカと一緒に過ごし、ガレージに泊まってラースの孤独を受け入れたりしていたよ。セックスドールと恋に落ちるのは設定でしかなくて、本作は思いが通じることや触れあいについて描いた作品なんだ。愛について心から表現できたよ。」と語っている。

 

作品としては、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」「クルエラ」「ダム・マネー ウォール街を狙え!」などのクレイグ・ギレスピー監督が、ライアン・ゴズリングを主演に迎えてメガホンを取ったヒューマンドラマ。シャイで女の子が苦手だが、純粋な心を持っている青年ラースがある日、インターネットで購入したリアルドールのビアンカを恋人として兄夫婦に紹介し、本気で愛していると告げた事から町中の人々を巻き込んだ出来事になっていくというストーリーだが、設定のイメージからブラックコメディを想像しがちだが、思いのほか優しい気持ちになれるヒューマンドラマの良作だ。内気でシャイな青年を演じるライアン・ゴズリングが新鮮だった。

 

 

監督:クレイグ・ギレスピー
出演:ライアン・ゴズリング、エミリー・モーティマー、ケリ・ガーナー、ポール・シュナイダー
日本公開:2008年