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エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記 ネタバレ&考察Vol.614:「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」

映画好きが購入したブルーレイの映画情報をブログに残していく記事で、今回は614本目。タイトルはジェームズ・マンゴールド監督による、2023年公開「インディ・ジョーンズと運命のダイヤル」。特典映像は、『製作の舞台裏(新たな冒険の始まり/ニューヨーク/モロッコ/シチリア/冒険の終わり)』で計57分が収録されている。「製作の舞台裏」では、ジェームズ・マンゴールド監督が「全盛期のインディがナチと戦うという、冒頭の複雑なシークエンスの実現はまさに奇跡だと思ったよ。そして、それを見た観客は懐かしく思うだろうね。若きハリソンの映画が撮りたくて、ぜひ挑戦しようと思ったんだ。そこで複雑なシークエンスのオープニングを書いた。でも舞台が1944年でインディが37歳の設定なので、79歳のハリソンでどう撮るのかが問題だったんだ。そこでILMがハリソンの過去の映像を調べ上げた。ハリソンは自然さを重視していたから当初は及び腰だったんだが、彼に”チャンスをくれ”と頼んだよ。ILMの技術のおかげでオープニングのシーンを撮った2日後には、若いハリソンの映像を編集していた。彼の演技で映像が力を得たよ。インディの激しさや情熱が躍動していた。」と語っている。

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主演のハリソン・フォードは「マンゴールド監督の映画作りの技術には、惚れ惚れする。本シリーズが貫いてきた熱意と同じ熱意を彼は持っているよ。彼らはルーカスフィルムが保管していた40年前の私の映像を使って、オープニングショットを仕上げた。非常に効果的な手法だったよ。歳をとって声の質が変わったから、声を高めにして少し勢いをつけたりした。ファンは初期のスタイルに気付くだろうね。もうインディを恋しくは思わないよ。この映画で彼は目的を果たしたからね。」と答えており、プロデューサーのスティーブン・スピルバーグは「マンゴールド監督と自分は感性が似ているんだ。編集やペース、登場人物の展開の仕方やシーンのバランスなどね。自分が監督しないなら彼がやるべきだと思った。観客もスクリーンと一体になってほしいよ。ハリソンも私も5作目を撮りたかったし、マンゴールド監督が最初に編集した映像を見て、インディにとって最高のはなむけになると思ったよ。」と語っている。

 

作品としては、1982年公開の「レイダース 失われたアーク《聖櫃》」から続く、インディ・ジョーンズシリーズの劇場版5作目であり現段階での最終作。過去作は全てスティーヴン・スピルバーグが監督していたが、本作は「フォードvsフェラーリ」「名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN」などのジェームズ・マンゴールドがメガホンを取っている。またルーカスフィルムがウォルト・ディズニーに買収されて以来、初の劇場公開となる作品となった。「クリスタル・スカルの王国」でシャイア・ラブーフが演じていた息子のマットはベトナム戦争に行ってしまったことで戦死し、妻のマリオンとは離婚協議中、自らも70歳を迎えて大学教授から引退するという、老いて傷ついたインディを描いた作品に賛否両論あったのは事実だろう。だがラストシーンは往年のファンには感涙もので、個人的にはこのシーンがあるだけでも本作は観る価値があったと感じている。

 

 

監督:ジェームズ・マンゴールド
出演:ハリソン・フォード、フィービー・ウォーラー=ブリッジ、マッツ・ミケルセン、ジョン・リス=デイヴィス、アントニオ・バンデラス
日本公開:2023年