映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は22本目。タイトルは、ジェームズ・キャメロン監督作品「ターミネーター2 4Kレストア版」。ネットオークションにて中古2,800円で購入。特典映像としては、新規特典で55分に亘る「ターミネーター2:25年目の真実」、劇場公開当時の「メイキング・オブ・T2」、「未公開シーン2種」「2017年版劇場予告」など。特に「25年目の真実」が、アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング、ロバート・パトリックといったメインキャスト陣はもちろん、ジェームズ・キャメロン監督や視覚効果のデニス・ミューレン、製作総指揮のマリオ・カサールといったスタッフが、制作当時を振り返ったコメントを残しており興味深い。あの美少年だったエドワード・ファーロングの劣化に、25年という経年を感じさせるが、ある意味この特典映像が観れただけでも購入する価値があると思う。
作品としては、もはや説明不要の大傑作1991年公開「ターミネーター2」の4Kレストア版。本ブルーレイには劇場公開版(137分)、特別編(153分)、拡張特別編(155分)の3バージョンが収録されており、4K修復は劇場公開版のみになる。さっそく観てみたが、これが驚くほど美しくレストアされており、ジェームズ・キャメロン監督と撮影監督のアダム・グリーンバーグが当時こだわって作り上げたであろうビジョンが、そのまま視覚化されているようで興奮する。また当時スタントマンの顔だったのが、今作は違和感なくアーノルド・シュワルツェネッガー本人の顔に差し替えられているなど微修正も施されているし、吹き替えも玄田哲章版がしっかり収録されており、「ターミネーター2」のソフト化としてはこれが決定版だと思う。
監督:ジェームズ・キャメロン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、リンダ・ハミルトン、エドワード・ファーロング
日本公開:1991/2017年