2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧
「沈黙-サイレンス-」を観た。 マーティン・スコセッシ監督が28年もの歳月をかけて映画化を熱望した、遠藤周作原作の文芸歴史作品。マーティン・スコセッシはカトリックの司祭になる事を志した事があるのは有名な話で、自身の映画にも宗教的なテーマをしばし…
「ドクター・ストレンジ」を観た。 マーベル・シネマティック・ユニバースの最新作。そして、ベネディクト・カンバーバッチ主演の「ドクター・ストレンジ」シリーズ第一作目である。今作は、過去のアベンジャーズ作品との絡みはほぼ無く、この映画単体でも楽…
「ザ・コンサルタント」を観た。 ベン・アフレック主演の暗殺者ものアクションムービー、という事で、正直「まぁ、なんとなく想像出来る内容だろうな」と全く期待せずに鑑賞。結果、良くも悪くも想像していなかった内容の映画だった。一言で言えば「すごく変…
「ミス・ペレグリンと奇妙な子供たち」を観た。 「シザー・ハンズ」「チャーリーとチョコレート工場」などのティム・バートン監督が全米で300万部以上を売り上げた大ベストセラー児童文学をもとに作り上げたファンタジー作品。ティム・バートンお得意の世界…
「それでも夜は明ける」を観た。 「SHAME-シェイム-」のスティーブ・マックィーン監督三作目であり、黒人監督として初めて、アカデミー作品賞を受賞した作品でもある。実話を元にした原作「Twelve Years a Slave」の映画化で、1841年に起こった黒人誘拐と奴…
「ネオン・デーモン」を観た。 「ドライヴ」「オンリー・ゴッド」のニコラス・ウィンディング・レフン監督の最新作が、いよいよ公開になった。「衝撃作」という前評判から期待を膨らませて鑑賞したが、確かにこれは間違い無く衝撃作だ。観客の倫理観をグラグ…
「MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間」を観た。 昨年12月の「観たい映画」リストにも入れていた本作をやっと鑑賞してきた。ジャズ界の帝王マイルス・デイヴィスをテーマに、俳優ドン・チードルが監督デビュー作として制作した作品である。マイル…
「マグニフィセント・セブン」を観た。 今作は1960年「荒野の七人」をリメイクした、西部劇である。監督はあの独特の美意識が炸裂していた「イコライザー」のアントワン・フークア。アカデミー受賞作品である「トレーニング・デイ」の監督でもある。 監督:…
「インデペンデンス・デイ:リサージェンス」を観た。 劇場公開時はスルーしていたので、今回やっと初鑑賞。前作「インデペンデンス・デイ」は1996年公開なので、20年ぶりの新作という事になる。僕も前作は映画館で観た。若かった事もあるが、当時としては傑…
「バケモノの子」を観た。 2017年、本ブログで扱う最初の作品は、日本アニメーションの未来を背負って立つ、細田守監督の現状最新作である。「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」と、眩しいばかりの名作を放ってきた細田監督が、…