映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.206:「ノー・カントリー」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は206本目。タイトルは、ジョエル・コーエンイーサン・コーエン監督による2008年公開作品「ノー・カントリー」。特典映像としては「ノーカントリー:メイキング」「コーエン兄弟との仕事」「保安官の日記」で計40分が収録されている。「メイキング」では、トミー・リー・ジョーンズが「本作はホラー・コメディ・追跡劇だね」と評し、監督のコーエン兄弟は「この手のジャンルにありがちな展開が、全て覆されているのが面白い。しかも追跡劇なのに、主要人物3人が同じシーンに登場しない映画なんだ。」と語っている。またハビエル・バルデムは自分が演じた”アントン・シガー”という役について、「通常は役の背景を探ろうと努力するが、今回は知らなくていい。シガーは正体不明なところが強みなんだ。彼が信じるものは運命のみで、生死は運命によって決まるという事を人々に解らせるキャラクターなんだ。」とインタビューに応えている。

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作品としては、コーマック・マッカーシーの小説「血と暴力の国」の映画化で、第80回アカデミー賞では「作品賞」「監督賞」「助演男優賞」「脚色賞」の4部門を受賞した、2000年代コーエン兄弟の代表作だ。出演はトミー・リー・ジョーンズハビエル・バルデムジョシュ・ブローリン、ウッディ・ハレルソンと豪華で、特にハビエル・バルデムが演じた殺人鬼「アントン・シガー」は、使う凶器の異常さや髪型なども含めて本作でもっとも特徴的なキャラクターだろう。日本では「R-15+」というレーティングで、コーエン兄弟は自分たちが監督した映画の中でも、「ノーカントリー」は飛びぬけて暴力的な作品だと語っている。舞台であるテキサスの乾いた空気感に、ジョシュ・ブローリントミー・リー・ジョーンズの演じるキャラがぴったりハマっているし、エンディングの切れ味も本作の大きな魅力で、コーエン兄弟ならではの良作になっていると思う。


監督:ジョエル・コーエンイーサン・コーエン

出演:トミー・リー・ジョーンズハビエル・バルデムジョシュ・ブローリン、ウッディ・ハレルソン

日本公開:2008年