映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイレビュー&感想Vol.342:「アンチャーテッド」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は342本目。タイトルはルーベン・フライシャー監督による、2022年日本公開作品「アンチャーテッド」。特典映像としては、「未公開シーン」「ネイサン・ドレイク誕生秘話」「魅力的な悪役たち」「ルーベン・フライシャーの素顔」「最高のバディ」「C17機アクションの舞台裏」「ミュージック・ビデオ」「劇場用マーケティング映像」で、計39分が収録されている。各メイキングでは、監督のルーベン・フライシャーが、「口調やユーモアはゲーム版から拝借したよ。だがゲーム版と区別し、映画ならではの真新しさを見せるのも大事だった。トム・ホランドはシリーズを全てプレイしていて内容を熟知しているから、キャラクターや作品に対して強い思い入れがあったね。僕は「インディ・ジョーンズ」シリーズの大ファンだし、大学で歴史を学び、考古学者を目指していたから歴史や古代の遺物が大好きなんだよ。昔から宝探しの物語を作りたかったから、脚本に書かれた冒険物語に魅了されたよ。こんなに特別な映画に携われることの幸運をかみしめたね。ゲーム版のネイトの声優ノーラン・ノースのカメオ出演は、ゲーム版のファンなら喜ぶだろう。ゲームへのオマージュをちりばめてるよ。」と語っている。

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主演のトム・ホランドは、「『アンチャーテッド』のゲームは前からやっていた。ネイトの若い頃を映画化する案は、時が経ってから出たものなんだ。僕らはゲーム版のネイトの魅力を保ちながら、新しい姿を見せようとした。本作の完成度は観客の度肝を抜くと思うよ。」と言い、共演のマーク・ウォールバーグは「元々はネイト役をやりたいと思っていた。だが製作が決まったとソニーから連絡をもらった時に、主演はトム・ホランドだと聞いて、最初は意味が分からなかったよ(笑)アクション映画で大事なのは、キャラクター同士の相性だ。その点、彼とは相性抜群だったよ。監督のルーベン・フライシャーとはぜひ組みたくて、働きかけたんだ。本作にピッタリの監督だよ。ユーモアと緊張、アクションのバランスをうまく取るからね。」と答えている。

 

作品としては、プレイステーションでリリースされて以来、世界中で大人気のゲーム「アンチャーテッド」を、「L.A. ギャングストーリー」や「ゾンビランド」「ヴェノム」のルーベン・フライシャーが監督した、アクションアドベンチャー。出演は「スパイダーマン ホームカミング」などで、3代目ピーター・パーカーを演じているトム・ホランド、「ディパーテッド」「テッド」のマーク・ウォールバーグ、「デスペラード」「マスク・オブ・ゾロ」のアントニオ・バンデラス、本作がハリウッド大作デビューとなるソフィア・アリなど。ゲーム版の設定やシーンをベースにしているが、主人公ネイサンの年齢が若く設定されており、相棒であるサリーとの出会い方もゲーム版とは違うなど、基本的には映画ならではの完全オリジナルストーリーになっている。世界的な興行収益も良かったようなので、続編の製作は確実だろう。ゲーム版を知らなくても楽しめる、娯楽映画としてバランスの良い作品だと思う。

 

 

監督:ルーベン・フライシャー
出演:トム・ホランドマーク・ウォールバーグアントニオ・バンデラス、ソフィア・アリ、タティ・ガブリエル
日本公開:2022年