映画を観て音楽を聴いて、感想を書くブログ

会社員バンドマンが綴る、映画と音楽のブログです。過去の名作から、新作まで綴っていこうと思います。音楽についても書くかもしれません。

「ジョン・ウィック」を観た

ジョン・ウィック」を観た。

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監督:チャド・スタエルスキ

出演:キアヌ・リーブスイアン・マクシェーン、ジョン・グレイザモ

日本公開:2015年

 

2017年7月に続編の「チャプター2」が控える「ジョン・ウィック」を再見。劇場公演時に観た時は、これはキアヌ・リーブスの久々の当たり役で続編が観たいと思ったので、素直に今回の続編は嬉しい。今回は廉価版が発売された事もあって、ブルーレイで改めて見直してみた。

 

あらすじ

愛する女性ヘレンとの出会いをきっかけに、裏社会から足を洗った殺し屋ジョン・ウィック。しかし、ヘレンは病に倒れて帰らぬ人となってしまい、ジョンは悲しみに暮れる。そんなジョンのもとに、ヘレンが生前に用意していたデイジーという名の一匹の子犬が届けられる。亡き妻の思いが託されたデイジーとの生活で再び心に平穏を取り戻していくジョンだったが、ある日、ジョンの所有する車を狙って家に押し入ったロシアンマフィアが、デイジーを殺してしまう。生きる希望だった愛犬を奪われたジョンは、かつてその名をとどろかせた裏社会に舞い戻り、ロシアンマフィアの組織を相手に単身戦いを挑む。

 

感想

主演は言わずと知れたキアヌ・リーブス。個人的には「スピード」のキアヌ演じるジャックに憧れて、学生時代に頭を丸坊主にしたのも良い思い出だし、「マトリックス」の一作目を観た時には、あまりの強烈な世界観に設定集やパンフを読み漁り、毎日サントラを聴きながら生活していた。この様に人生の節目ふしめで、キアヌ・リーブスの作品に触れ影響を受けてきた身としては、近作の「ノック・ノック」の美女2人に翻弄される情け無い姿や、「ネオン・デーモン」のチョイ役ダメ男ぶりを観る度に「違う。こんなキアヌは本来のキアヌじゃない」と、憤りながら(ニヤニヤしつつ)鑑賞していたものだ。近作には「47RONIN」や「砂上の法廷」などの怪作凡作もあったが、そんな中でも圧倒的にカッコ良いキアヌが観れるのは、やはり本作「ジョン・ウィック」であろう。

 

何と言っても犬の復讐劇である。ロシアン・マフィアの若きチンピラに、亡き愛妻から贈られたワンちゃんを殺されたジョン・ウィックがブラックスーツをビシッと着こなし、マーシャルアーツや接近戦とガンアクションを足した「ガンフー」を駆使しながら、マフィア達をキレキレのアクション満載で倒しまくる。この映画の説明はこれ以上必要ないだろう。これがとにかく燃える(萌える)のである。キアヌも身体が良く動いているし、なによりカッコ良い!マフィアのボスが劇中、ジョン・ウィックの家を襲ったとバカ息子から報告を受け、激昂し彼をブン殴るシーンがあるが、ここのセリフとカット割が最高である。いかに怒らせてはいけない男を怒らせたかが、観客にもビンビン伝わる。

 

他にも暗殺者が集うコンチネンタルホテルという場所があり、コインの数が暗殺者としてのステータスになっているとか、暗殺に対しての掃除屋がいたりと、裏社会のルールや世界観がしっかり作られているのも良い。これだけで続編への期待が高まってしまう。

 

あんな可愛い犬を殺す悪党は当然の報いであると誰もが思う、カタルシス抜群の作品であるのは間違いない。公開時に齢50歳だったキアヌが魅せるアクションとそれを引き立てるカットワークと編集も見事なアクション映画だった。続編もチャド・スタエルスキ監督が続投らしいので、7/7公開の「チャプター2」をかなり期待して待ちたいと思う。