「インクレディブル・ファミリー」を観た。 「Mr.インクレディブル」14年振りの続編が、前作と同じくブラッド・バード監督で公開となった。北米ではアニメーション映画史上最大のヒット作となっているそうだ。ブラッド・バードと言えば「アイアン・ジャイア…
「ウインド・リバー」を観た。 「ボーダーライン」の脚本を手掛けたテイラー・シェリダンが脚本と初監督を務めたサスペンス。第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞した。主演は「アベンジャーズ」「メッセージ」のジェレミー・レナーと、同…
「未来のミライ」を観た。 細田守監督、待望の長編劇場作品が遂に公開となった。細田守監督作は常に夏公開だが、前作「バケモノの子」が2015年7月公開だったから、もう三年も経つのかとビックリしてしまう。2006年「時をかける少女」、2009年「サマーウォー…
「ジュラシック・ワールド/炎の王国」を観た。 前作「ジュラシック・ワールド」から3年、再びクリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワードのコンビが活躍する、シリーズ通算5作目。前作の監督であるコリン・トレボロウは製作総指揮と脚本に回り、今回は20…
「女と男の観覧車」を観た。 ウディ・アレン監督82歳の長編49本目作品。24回もアカデミー賞にノミネートされ、監督賞と3度の脚本賞に輝いた映画界の名匠が、「タイタニック」「エターナル・サンシャイン」「愛を読むひと」などで有名なオスカー女優、ケイト…
「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」を観た。 1973年に行われた当時29歳の天才女子テニスプレイヤーのビリー・ジーン・キングと、現役を退いた55歳のレジェンド、ボビー・リッグズが行った有名な“男女対抗試合”を主題とした、ノンフィクションドラマ。主演は「…
「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」を観た。 「スター・ウォーズ」のスピンオフとしては、2016年ギャレス・エドワーズ監督の「ローグ・ワン」に続く第2弾作品。監督は2001年「ビューティフル・マインド」や2006年「ダヴィンチ・コード」のロン・…
「告白小説、その結末」を観た。 ロマン・ポランスキー監督の最新作が公開となった。ポランスキー監督といえば、1968年「ローズマリーの赤ちゃん」や、1974年「チャイナタウン」、2002年「戦場のピアニスト」あたりが代表作だと思うが、近年でも2011年「おと…
「万引き家族」を観た。 カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールを「うなぎ」以来、21年ぶりに日本にもたらした本作。審査員のケイト・ブランシェットが絶賛したという安藤サクラの演技を筆頭に、リリー・フランキーや樹木希林といった面々が、素晴らしい演技…
「レディ・バード」を観た。 本年度ゴールデン・グローブ賞で作品賞と主演女優賞の二冠、更にアカデミー賞でも5部門ノミネート、米映画レビューサイトでも評論家から大絶賛を集めた、青春劇。主演は本作で三度目のアカデミーノミネートとなったシアーシャ・…
「デッドプール2」を観た。 2016年「デッドプール」の続編であり、X-MENシリーズとしては通算11作目。主演は前作と同様にライアン・レイノルズ、監督はあの名作2017年「アトミック・ブロンド」を撮った、デヴィッド・リーチという事で期待は高まっていたが、…
「ビューティフル・デイ」を観た。 カンヌ国際映画祭で男優賞と脚本賞の二冠を達成し、シネフィルからも非常に評価の高い本作。監督は「少年は残酷な弓を射る」の女性監督のリン・ラムジー。主演は2012年ポール・トーマス・アンダーソン監督「ザ・マスター」…
「ゲティ家の身代金」を観た。 近作に「オデッセイ」「エイリアン:コヴェナント」と快作が続いている、リドリー・スコット監督の最新作。監督として、40年以上のキャリアを持ちながら、今だに一線級の作品を作り続けている名匠である。本作はジョン・ピアー…
「犬ヶ島」を観た。 日本でも2014年公開の前作「グランド・ブタペスト・ホテル」が大ヒットして、一気にその地位を築いたウェス・アンダーソン監督が放つ最新作である。今作は2009年公開の「ファンタスティックMr.FOX」以来のストップモーションアニメの手法…
「ファントム・スレッド」を観た。 ポール・トーマス・アンダーソン監督の三年ぶりの新作で通算八作目の本作は、名優ダニエル・デイ・ルイス主演の恋愛映画である。ダニエル・デイ・ルイスは、過去アカデミー主演男優賞を3度受賞、6度ノミネートしており名実…