映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は7本目。タイトルは、バート・レイトン監督作品「アメリカン・アニマルズ」。ネットオークションにて2,500円で購入。劇場公開時に鑑賞したがとても面白くて、ブルーレイでもう一度観たくなったので、つい買ってしまった。映像特典としては約25分弱だがインタビュー集と予告編が入っているだけで、あまり充実しているとは言いがたい。だが本作はメインビジュアルのイラストがカッコいいのだが、アウタースリーブと共にポストカードとぬり絵が入っており、こちらはデザイン性が高くて良い。そういえば劇場パンフレットもあえて破れたような仕掛けがしてあり、気が利いていた。作品としてもバリー・コーガンが出ているだけで最高なのだが、実在の人物と俳優が入り乱れる独特な作風で、初監督作とは思えないバート・レイトン監督の才気が迸っている。実際、展開を知っている二度目の鑑賞の方が前半の主人公たちの能天気ぶりが逆に悲壮感を誘い、とても楽しめた。画面のスタイリッシュさや構図の美しさなどからも、何度も観返したくなる映画である。