「パターソン」を観た。 「ブロークン・フラワーズ」「コーヒー&シガレッツ」「ストレンジャー・ザン・パラダイス」のジム・ジャームッシュ監督が撮った、2017年作品。昨年、劇場で見逃してしまい都内の二番館で鑑賞。同時上映が「ベイビー・ドライバー」だ…
「マンハント」を観た。 「男たちの挽歌」や「フェイス/オフ」のジョン・ウー監督最新作。久しぶりに、ジョン・ウーの作品を劇場で観た気がする。日本での単独監督作としては、2009年の「レッドクリフ Part2」以来なので約9年ぶり。今回の「マンハント」は…
「羊の木」を観た。 2012年の名作「桐島、部活やめるってよ」を撮った吉田大八監督の最新作。原作は漫画雑誌「イブニング」で3年にわたり連載され、2014年度の文化庁メディア芸術祭マンガ部門の優秀賞を受賞しているとの事だが、漫画は未読。主演は関ジャニ∞…
「スリー・ビルボード」を観た。 ゴールデン・グローブ賞で4冠を勝ち取り、アカデミー賞でもノミネート、更に作品賞の第一候補と評価されている本作が、遂に日本公開となった。主演は96年「ファーゴ」で、主演女優賞を受賞している、フランシス・マクドーマ…
「デトロイト」を観た。 1967年のデトロイト暴動の最中に発生した、アルジェ・モーテル事件を題材にした作品で、監督は「ハート・ロッカー」や「ゼロ・ダーク・サーティ」のキャスリン・ビグロー。女性監督である。とにかく上記二作の完成度は凄まじく、「ハ…
「ルイの9番目の人生」を観た。 リズ・ジェンセンのベストセラー小説を、「ピラニア3D」や「マニアック」のアレクサンドル・アジャ監督が映画化したサスペンス。アレクサンドル・アジャは近作の「ホーンズ 容疑者と告白の角」も含めて、B級ホラー映画の作り…
「パディントン2」を観た。 2014年公開「パディントン」の続編。原作は、マイケル・ボンドの児童文学作品「くまのパディントン」。作者がロンドンのパディントン駅の近くに住んでおり、プレゼントした妻のぬいぐるみからインスパイアされて作ったと言われ…
「バーフバリ 伝説誕生/王の凱旋」を観た。 インド国内興収歴代1位、しかも全世界的にも大ヒットしたアクション映画である。前後編の二部作で公開されており、後編の日本公開は2017年の12月末であった。今回は後編の余りの評価の高さから、慌てて前編をオン…
「悪と仮面のルール」を観た。 芥川賞作家の中村文則による同名サスペンス小説を映画化。主演は玉木宏。本作の英訳版 (EVIL AND THE MASK)は、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の2013年ベストミステリーの10作品に選ばれているそうだ。ちなみに原作は未…
「キングスマン:ゴールデン・サークル」を観た。 2018年最初の映画館での鑑賞作品は「キングスマン:ゴールデン・サークル」である。前作「キングスマン」は2015年に公開されるや世界中で大ヒットを博し「007」や「ミッション・インポッシブル」とは違う、…
前回に引き続き、2017年に劇場で観た新作のTOP20を発表!今回はいよいよTOP10からの発表である。先日公開になった「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」も、なんとかランクイン。あくまで個人的な主観の順位なので、映画を選ぶ時の参考になれば、嬉しいです。…
本ブログも二年目に突入。2017年も様々な素晴らしい作品が公開になった。今回も2017年に映画館で観た新作だけに絞って、個人的なベスト20を発表!ちなみに洋画が多いのは、好みの問題。すいません。ちなみに20位にランクインしなかった次点作品は「ネオン・…
「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」を観た。 2017年最後の大作「スター・ウォーズ」シリーズ8作目の「最後のジェダイ」が、遂に公開となった。ハン・ソロが死ぬという驚きの展開があった、前作「フォースの覚醒」から2年。昨年の「ローグワン」というスピ…
「オリエント急行殺人事件」を観た。 「ミステリーの女王」の名で知られるアガサ・クリスティーが書いた1934年原作の「オリエント急行殺人事件」が、1974年シドニー・ルメット監督作を経ての2度目の映画化がされた。監督・主演はケネス・ブラナー。共演は、…
「gifted/ギフテッド」を観た。 「(500)日のサマー」「アメイジング・スパイダーマン」のマーク・ウェブ監督が、自分のルーツに戻るべく、もっと個人的な作品を撮りたいという思いで作った作品。「アメイジング・スパイダーマン」のような超大作を作った反…