映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記 ネタバレ&考察Vol.483:「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は483本目。タイトルはキャリー・ジョージ・フクナガ監督による、2021年日本公開作品「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」。特典映像としては「マテーラでの撮影」「リアルを追求したアクション」「世界を駆けるボンド」「『007』のデザイン」で、計37分が収録されている。各映像では、キャリー・ジョージ・フクナガ監督が「今作では感情が物語を動かしていくんだ。『007』の冒頭では派手な場面を期待するが今回はそれを逆手に取って、ボンド不在のシーンで始めた。ホラー映画のような不気味な映像は『007』のオープニングとしては斬新だからね。そこから舞台はマテーラに移る。ここからアクションの始まりだ。そしてイアン・フレミングがボンドを生みだし小説を執筆した、ジャマイカも舞台にした。ジャマイカはボンドの魂の故郷だね。『ドクター・ノオ』や『死ぬのは奴らだ』もジャマイカを舞台にしているから。ボンドのような人間が静かな生活を求めて、辿り着きそうな場所だったよ。今回のアクションの大半は実写だ。生身の人間が演じるとシーンの魅力が増すのは観客も同感だろう。」と言い、主演のダニエル・クレイグが、「『007』は冒険活劇だ。リアルに感じられれば楽しんでもらえる。アストン・マーチンDB5が完璧に修理されて再登場するよ。新たな装備も加わり期待を上回るボンドカーになっていて、搭載されたガジェットを惜しみなく使うんだ。」と語っている。

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作品としては、「ジェームズ・ボンド」シリーズの第25作目、ダニエル・クレイグ主演のボンドでは5作目にあたるスパイアクションだ。監督はドラマシリーズ「TRUE DETECTIVE/二人の刑事」を手掛けたキャリー・ジョージ・フクナガで、本作品がクレイグ自身最後のボンド映画となっている。新型コロナウイルスパンデミックによる度重なる公開延期の後、最終的に日本では2021年10月1日に公開となった。共演はレア・セドゥ、ベン・ウィショーナオミ・ハリスロリー・キニアレイフ・ファインズ、アナ・デ・アルマス、ラミ・マレックなど。長年続く”ジェームズ・ボンド”というキャラクターの根幹を揺るがすような出来事が次々に起こる、まさにエポックメイキングな作品であり、特に往年のファンを中心に賛否両論が渦巻いたが、その分やはり時代性に即したボンド映画だったという事なのだろう。またアナ・デ・アルマス扮するパロマというキャラクターが特に注目された事も、本作の特徴かもしれない。

 

 

監督:キャリー・ジョージ・フクナガ
出演:ダニエル・クレイグラミ・マレック、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、アナ・デ・アルマス
日本公開:2021年