映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.26:「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は26本目。タイトルは、トーマス・ヤーン監督作品「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」。ヤフオクにて中古で購入。特典映像としては「キャスト&監督インタビュー」が30分ほど、他には「撮影風景ダイジェスト」「ミュージック・クリップ“KNOCKIN' ON HEAVEN'S DOOR”」「オリジナル予告編」が収録されている。作品としては本国で350万人動員を記録し、99年の日本公開時にも大ヒットを記録したドイツ映画で、ジャンルはアクションロードムービーという感じだろう。タイトルはもちろん、ボブ・ディランの楽曲から着想されていて、今観るとタランティーノ監督の「パルプフィクション」からの影響が強いと感じる。また「ブレードランナー」のルトガー・ハウアーも、非常に美味しい役で出演している。

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ストーリーとしては脳腫瘍と骨髄腫という重病を患い、残された命が少ないことが判ったマーティンとルディ。病室が一緒になりひょんな事から病室でテキーラを見つけた二人は、意気投合する。まだ海を観た事がないというルディの話を聞いたマーティンは、彼を誘い車を盗み、パジャマのまま病院を抜け出す。だがその盗難した車のトランクにはマフィアの大金が積み込まれており、そのせいで二人はマフィアから追われることになるという話だ。このマフィア二人組がブラックスーツに細身タイという、ジョン・トラボルタサミュエル・L・ジャクソンを完全に意識した格好で微笑ましい。90分というタイトな上映時間の為、観やすい作品だしラストの余韻が素晴らしかった。


監督:トーマス・ヤーン

出演:ティル・シュヴァイガー、ヤン・ヨーゼフ・リーファース、ルトガー・ハウアー

日本公開:1999年