映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.47:「クリフハンガー 4Kレストア版」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は47本目。タイトルは、レニー・ハーリン監督作品「クリフハンガー 4Kレストア版」。amazonにてセール中だったので新品で購入。特典映像としてはオリジナル予告編のみ。以前よりワーナー・ホーム・ビデオ版のブルーレイは発売されていたが、今回はKADOKAWAからの発売で”4Kレストア”版である。シルヴェスター・スタローンの吹替は、シュワルツェネッガーの声でもおなじみの玄田哲章氏が担当している。レストア版だけあって美しい自然の映像が楽しめ、山岳アクションである本作との親和性は高いと思う。日本でも興収40億円を超えて”1994年洋画興収No.1”の大ヒットとなった、90年代スタローンの代表作だ。監督は90年に「ダイ・ハード2」を大ヒットさせたレニー・ハーリン。ちなみに本作の後に制作した「カットスロート・アイランド」が大失敗し、失脚した事で有名な監督である。子供の時に映画館で鑑賞したが、今回久しぶりにブルーレイで鑑賞。

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作品としては標高4,000mのロッキー山脈を舞台に、スタローンが活躍するブロックバスター大作だが、観直してみたら思った以上に、ジョン・リスゴー演じる悪役の行動が容赦ない上に、レニー・ハーリン得意の悪趣味な残酷描写もあり、老若男女が楽しめるエンタメ作のイメージが強かっただけに驚いた。現金の入った3つのトランクを運ぶ輸送機を上空でハイジャックし、空中で別の飛行機に移送するという犯人側の破天荒さから、ロッキー山中に墜落した発信機付きのトランクを救助隊員に探させるという展開まで、ストーリーのツッコミどころは満載だが、若きスタローンの雄姿は存分に拝める作品だ。ちなみにスタローンは高所恐怖症だったらしく、本作は大変な撮影だったらしい。今回の4Kレストア版をコレクションに加えられて良かった。


監督:レニー・ハーリン

出演:シルヴェスター・スタローンジョン・リスゴーマイケル・ルーカー

日本公開:1993年