映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.75:「1917 命をかけた伝令」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は75本目。タイトルは、サム・メンデス監督作品「1917 命をかけた伝令」。amazonにて新品で購入。やっと千円台という廉価版が発売されて嬉しい限りだ。映像特典としては「サム・メンデスの情熱」「メイキング」「映画を支える音楽」「魅力的な出演者たち」「歴史を再現したセット」と計34分ほどのメイキング集が収録されている。スタッフ陣としてはサム・メンデス監督を中心に、撮影監督のロジャー・ディーキンス、音楽トーマス・ニューマン美術監督デニス・ガスナーと錚々たるメンバーが本作の見どころを語っており、興味深い。特に「メイキング」は、このシンプルな物語をワンカット風に撮影している模様が収められていて、クレーンやハンディなどの様々なカメラを使い分けながら撮影している様子や、長大な塹壕のセットを爆破のタイミングを図りながら役者が走り抜けている様子が収められている。収録時間は決して長くはないが、本作の裏側が理解できる充実したメイキング映像だ。

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作品としては、「アメリカン・ビューティ」「007 スカイフォール」のサム・メンデス監督がメガホンを取り、自身の祖父から聞いた第1次世界大戦の体験を映画化したという本作。第92回アカデミー賞でも”作品賞”を始めとして10部門にノミネートされ、撮影賞・視覚効果賞・録音賞の3部門を獲得している。主人公の二人にはあえてジョージ・マッケイとディーン=チャールズ・チャップマンという、ほぼ無名の役者を置くことで観客の没入感を高めているが、脇役にはコリン・ファース、べネディクト・カンバーバッチ、マーク・ストロングといったイギリスが誇る名優たちを配して、作品の風格を高めている。撮影監督のロジャー・ディーキンスによるカットの途切れない「ワンカット風」の映像は、本当に戦場に放り込まれたような気持ちにさせられるし、カメラワークにも強いこだわりが感じられた。今回改めてブルーレイで再見したが、時間を置いて繰り返し観たくなる映画だと思う。

 

監督:サム・メンデス

出演:ジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマン、マーク・ストロング

日本公開:2019年