映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.97:「COP CAR/コップ・カー」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は97本目。タイトルは、ジョン・ワッツ監督による作品「COP CAR/コップ・カー」。ヤフオクにて中古で購入。映像特典としては、「メイキング」と「日本版予告」。「メイキング」は約21分の映像になっており、本作の重要な舞台であるパトカー内部の解説やクライマックスの銃撃戦の様子、グリーンバックでの少年によるドライブシーンの撮影風景などが見られる。撮影終盤にパトカーが故障したり少年たちとスタッフの交流シーンなど、低予算映画らしい和気あいあいな現場だったようだ。

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作品としては、「スパイダーマン ホームカミング」や「ファー・フロム・ホーム」を手掛けたジョン・ワッツ監督のクライム・サスペンス。主演はケヴィン・ベーコンで製作総指揮も務めている。家出中の少年2人がたまたま1台のパトカーを見つけ乗り回していたが、そのパトカーのトランクには”あるモノ”が入っていて、車を盗まれたことに気付いた悪徳保安官は必死に二人の少年を追いかけだすというストーリーだが、サスペンスでありながら全体的にかなりコメディ色が強い作品だと思う。特にケヴィン・ベーコン演じる保安官が、一般家庭から車を盗もうと窓から靴ひもを垂らしてドアロックを開けようとするシーンの無意味な長さや、パトカーを盗まれて汗だくで走るベーコンの姿には思わず笑みがこぼれる。子供たちの演技も自然で、軽々しく銃を扱うシーンの数々には冷や冷やさせられる。88分という上映時間からもわかる通り、愛すべき小品という表現がピッタリの作品だろう。

 

監督:ジョン・ワッツ

出演:ケヴィン・ベーコン、ジェームズ・フリードソン=ジャクソン、ヘイズ・ウェルフォード

日本公開:2016年