映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.139:「プレステージ」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は139本目。タイトルは、 クリストファー・ノーラン監督による作品「プレステージ」。amazonにて新品で購入。特典映像としては、「予告編」のみ。クリストファー・プリーストの小説「奇術師」を、「メメント」や「インタステラ―」のクリストファー・ノーラン監督が映画化した、2007年日本公開作品。第79回アカデミー賞では撮影賞と美術賞にノミネートされた。ノーラン監督が「ダークナイト」でブレイクする直前のやや地味な作品だが、クリスチャン・ベールヒュー・ジャックマンスカーレット・ヨハンソンとキャスト陣は豪華だ。またマジック監修は、アメリカの有名手品師であるデビッド・カッパーフィールドが担当している。

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舞台は19世紀末のロンドン。若き奇術師アンジャーとボーデンは、師匠の奇術師ミルトンの元で修行をしていた。しかしある日、ボーデンの結んだロープが外れなかったことが原因で、アンジャーの妻で助手のジュリアが水中脱出に失敗し、死亡するという事故が起こる。アンジャーは復讐のために、ボーデンの手品を失敗させるように仕掛け彼は左手の指を失うが、これ以降2人の仲は決裂しマジシャンとして激しく競い合うようになる、というストーリーだが、本作における「瞬間移動」をテーマにしたラストの展開は、正直トンデモ映画として賛否両論だろう。ただ”マジックとしての整合性”やサスペンス的な”脚本の上手さ”ではなく、「インセプション」や「TENET テネット」を経たクリストファー・ノーラン流のSF映画として観れば、この展開も楽しめると思う。映画自体のクオリティは高い為、逆にオチを知った二回目以降の鑑賞の方がオススメだ。

 

監督:クリストファー・ノーラン

出演:クリスチャン・ベールヒュー・ジャックマンスカーレット・ヨハンソン

日本公開:2007年