映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.147:「ミッドサマー Blu-ray通常版」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は147本目。タイトルは、アリ・アスター監督による作品「ミッドサマー Blu-ray通常版」。ヤフオクにて中古で購入。特典映像としては、通常版のため「予告編集」のみ。ブルーレイの仕様としては、特典映像の「メイキング」と23分ほど本編が長い「ディレクターズ・カット版」が収録された「豪華版2枚組」バージョンと、それにさらに本編DVDが付属された「豪華版3枚組」が発売されている。「ディレクターズ・カット版」は、まったく新規のシーンが追加されている訳ではなく、全体的に会話シーンや説明シーンが伸びたことにより、キャラクターの状況が解りやすくなっているバージョンのようだ。とはいえ、もともとの通常版でも148分の作品だし、個人的には説明不足だとは感じていないので、この通常版でも十分満足している。

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作品としては、長編デビュー作「ヘレディタリー/継承」で世界中を震え上がらせた、アリ・アスター監督待望の二作目で、2020年日本公開時にもかなり注目された作品だ。主演は「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」でエイミー役を務めたフローレンス・ピューや、「シング・ストリート未来へのうた」の印象深いお兄ちゃん役だったジャック・レイナー、「デトロイト」で憎々しい悪徳警官を演じていたウィル・ポールター、「パターソン」のウィリアム・ジャクソン・ハーパーなど特徴的な実力派俳優が名を連ねている。北欧スウェーデンの山奥が舞台となるいわゆる”田舎ホラー”で、90年に一度行われるという祝祭の中で、アメリカから来た若者たちがどんどんと悲惨な目に遭うというおなじみの展開ながらも、爆笑してしまうシーンも多い不思議な作品だ。さらに現実と悪夢の境が曖昧になったようなビジュアルイメージを、今回ブルーレイで細部まで観返せたのは良かった。


監督:アリ・アスター

出演:フローレンス・ピュー、ジャック・レイナー、ウィル・ポールター

日本公開:2020年