映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.164:「ピラニア」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は164本目。タイトルは、アレクサンドル・アジャ監督による作品「ピラニア」。ヤフオクにて中古で購入。特典映像は「コンプリート・メイキング集」「予告編・TVスポット集/未公開シーン集(監督コメンタリー付)」「ストーリーボードで見る未公開シーン」「ピラニア3DD特報」で約150分が収録されている。「メイキング集」の中でアレクサンドル・アジャ監督は、「僕が作りたかったのは80年代風の人に隠れてこっそり楽しむタイプの作品だ」と言い、脚本を読んで「本作こそ、僕が求めていたコメディーホラーだと感じた」と語っている。また脚本の修正には「もっと恐ろしく血生臭くして美女も満載に、と要求した」と本作のコンセプトを明確に語っている。

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作品としては、1978年に公開された「ピラニア」を3D映画としてリメイクしたパニック・スリラー。本作は2D作品として撮影されたが、ポストプロダクション時に3D変換されて公開された。ちなみに本ブルーレイは2Dである。監督は「ヒルズ・ハブ・アイズ」「クロール 凶暴領域」などを手掛けたアレクサンドル・アジャ。出演は「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2」のエリザベス・シュークリストファー・ロイド、「ジョーズ」のリチャード・ドレイファススティーブ・マックィーンの孫にあたるスティーブン・R・マックィーンなど。春休みに大勢のパーティ好きの学生がやってくるビクトリア湖を舞台に、女性保安官と突然大量発生した凶暴ピラニアとの死闘を描く。リチャード・ドレイファスの出演からも分かるように、全編「ジョーズ」へのオマージュに溢れたB級パニック映画で、想像以上にエログロ満載の痛快なジャンル映画になっている。イーライ・ロスが嬉々としてカメオ出演しているのも納得だ。

 

監督:アレクサンドル・アジャ
出演:エリザベス・シュー、スティーブン・R・マックイーン、クリストファー・ロイド
日本公開:2011年