映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は174本目。タイトルは、アイバン・ライトマン監督による作品「ゴーストバスターズ1&2」。ヤフオクにて中古で購入。特典映像は「監督と脚本と振り返るゴーストバスターズ」「TV編集版別テイク」「ミュージック・ビデオby レイ・パーカーJr.」「エクト・ワンの復元」「未公開シーン集(10種)」「オリジナル・メイキング(1984)」「監督&キャスト・インタビュー(1999)」「SFXスタッフ・インタビュー」「SFXビフォア・&アフター」「絵コンテと映像の比較(3種)」「オリジナル劇場予告編」など、本ブルーレイには「１」の特典映像だけでも大量に収録されている。「監督&キャスト・インタビュー」では、監督のアイバン・ライトマンが「自分の映画が世界的な現象になるなんて、最高の気分だ。映画監督として大きな自信になった。」と語り、「この映画を成功させるには真実味が重要だと思った。45ｍのマシュマロマンをいきなり観客に信じさせるのは無理なので、主人公をクビになった大学の研究員たちにするなど、それなりの展開が必要だった」と言っている。また脚本を担当したダン・エイクロイドは「量子物理学と超心理学の記事を読んで、幽霊を捕まえられる装置といった面白いストーリーを考えた。恐怖と笑いは相性がいいんだ。」と語っている。
作品としては、「パラダイス・アーミー」「キンダガートン・コップ」のアイバン・ライトマン監督が手掛けた、言わずと知れた大ヒットコメディシリーズ。1980年代に最も成功したアメリカンコメディのひとつとして大衆文化に大きな影響を与え、海外では今でも熱心なファンの支持を得ている作品だ。主演はビル・マーレー、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミスといった一流コメディアンがメインを張り、「エイリアン」で人気を博したシガニー・ウィーバーがヒロイン役として脇を固めるなど、豪華キャスティングも本作の成功要因だろう。脚本段階では主役を「ブルース・ブラザース」のジョン・ベルーシが演じる予定だったが、彼の急死によりビル・マーレイが演じることになったのは有名なエピソードだ。1989年に続編「ゴーストバスターズ2」が公開されたが、興行的にも批評的にもあまり良い結果を得られず、2016年に公開された女性主人公リブート版も厳しい結果に終わっている。だが遂に、本シリーズの監督であるアイバン・ライトマンの息子ジェイソン・ライトマンが監督し、ビル・マーレイ、ダン・エイクロイドらのオリジナルキャストも出演する、正統続編「ゴーストバスターズ/アフターライフ」のアメリカ公開が11月19日から始まり、2022年2月には日本公開となる為、いま世界中の期待が高まっている。
監督：アイバン・ライトマン
出演：ビル・マーレー、ダン・エイクロイド、ハロルド・ライミス、シガニー・ウィーバー
日本公開：1984／1989年
