映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.199:「ニューヨーク1997」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は199本目。タイトルは、ジョン・カーペンター監督による作品「ニューヨーク1997」。特典映像としては無し。「ハロウィン」「ゼイリブ」「遊星からの物体X」で有名なジョン・カーペンター監督が手掛け、1981年に公開されたSFアクションだ。主演は「バックドラフト」「ブレーキ・ダウン」「デス・プルーフ in グラインドハウス」など、子役デビュー以来いまだに大人気のカート・ラッセルジョン・カーペンター監督と組んだ作品としては、「ザ・シンガー」「遊星からの物体X」「ゴースト・ハンターズ」「エスケープ・フロム・L.A.」があるが、”スネーク・プリスキン”という後世に残るキャラクターを生んだ作品として、本作「ニューヨーク1997」は特に有名だろう。ちなみに1996年公開の「エスケープ・フロム・L.A.」は本作の続編という位置づけであるが、内容としてはほとんど「リメイク」と呼んでもいいほど似通っている。こちらはいまだに、日本版ブルーレイが未発売のタイトルだ。

f:id:teraniht:20220131193604j:imagef:id:teraniht:20220131193607j:image
舞台は1997年。巨大な監獄に改造されたニューヨーク・マンハッタン島に、テロリストにハイジャックされた大統領専用機が墜落し、大統領はなんとか間一髪で脱出するが、重犯罪者によって捕らえられてしまう。”デューク”をボスとする受刑者たちは、囚人全員の釈放を要求するが政府はそれに対抗し、武装強盗の罪で収監される予定だった特殊部隊出身の”スネーク・プリスキン”に大統領救出を命令するのだった、というストーリーでゲームクリエイター小島秀夫がプロデュースした、「メタルギア・ソリッド」の主人公”ソリッド・スネーク”のモデルが本作の”スネーク”だったりと、ゲーム業界にも影響を与えている作品だ。とはいえ久しぶりに観返してみるとジョン・カーペンター監督らしさは随所にありながらも、低予算で作られた”ややユルめ”の作品だという印象ではある。ただカート・ラッセルの演技や”世界観”は素晴らしいので、カルト的な人気があるのは頷ける映画だ。


監督:ジョン・カーペンター

出演:カート・ラッセルリー・ヴァン・クリーフアイザック・ヘイズ

日本公開:1981年