映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.236:「トップガン スペシャル・コレクターズ・エディション」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は236本目。タイトルはトニー・スコット監督による1986年公開作品「トップガン」。特典映像としては、「トップガンの舞台裏」「エリート中のエリート:現実のトップガン」「ミュージック・ビデオ」「TVスポット」「スクリーンの外のドラマ」「サバイバル・トレーニング」「トム・クルーズ秘蔵インタビュー」で、計224分が収録されている。トップガンの舞台裏」では監督のトニー・スコットが、「奇妙な吸血鬼映画と言われた『ハンガー』を撮った後、しばらくハリウッドからはお払い箱だったんだけど、4年後『ハンガー』の大ファンだったドン・シンプソンとジェリー・ブラッカイマーが声をかけてくれたんだ。『トップガン』は最初、空母の上で展開する『地獄の黙示録』みたいに暗い話を想定していたんだが、ある朝突然視界が開けて、もっと大衆向けの作品を作ろうと思い立った。ロックと青空を背景にジェット機が飛び回るような映画だよ。」と言い、主演のトム・クルーズは「飛行機は子供の頃からのあこがれだった。だから、スリルに満ちた作品になると確信していたし、結果は予想以上だったよ。撮影が待ちきれなくて、どんな撮影をするのか事前に予習してたくらいさ。実際の撮影ではF-14コクピットからの射出方法も練習したし、上空でマスクを外した場合、身体にどんな影響が出るのかも体験できたよ。」と語っている。

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作品としては、2022年5月27日に続編となる「トップガン マーヴェリック」が公開される、主演トム・クルーズの大出世作リドリー・スコットの弟でもある故トニー・スコットが手掛けた長編第2作でもあり、本作が1986年最高興行収入を記録した大ヒット作になった事で、トニー・スコットはハリウッドのメジャー監督の一人になった。『デンジャー・ゾーン〜TOP GUN THEME』が収録された、サウンドトラックも日本を含めた世界中で大ヒットし、80年代MTV全盛期の代表作としても後世に名を残している。またこれは有名な話だが、安易な続編が製作されることを嫌ってトム・クルーズ自ら続編の製作権を買い取ってしまったというエピソードもあり、このシリーズが彼にとっていかに重要だったかが伺える。それだけに36年ぶりに公開される続編「マーヴェリック」には期待が高まるが、この86年公開の「トップガン」もやはり相当に魅力的な作品で、改めて観始めたら止まらない面白さだ。特にブルーレイ「スペシャル・コレクターズ・エディション」は特典映像が充実しており、とても良い商品だと思う。

 

 

監督:トニー・スコット
出演:トム・クルーズ、ケリー・マクギリス、ヴァル・キルマートム・スケリット
日本公開:1986年