映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記&感想Vol.263:「ウォール・ストリート」

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は263本目。タイトルはオリバー・ストーン監督による、2011年公開作品「ウォール・ストリート」。特典映像としては「オリバー・ストーン監督とキャストによる対談」「ウォール・ストリートのすべて」「未公開シーン集」「キャスト・インタビュー集」「オリジナル劇場予告編集」で計126分が収録されている。「オリバー・ストーン監督とキャストによる対談」では、オリバー・ストーン監督が「いいビジネス映画を観れば、文化が分かる。人間の心理や行動もね。本作の登場人物はみな誰かを裏切るが、いい人間が出てこないって訳じゃない。みんな色々な顔を持っているんだ。前作でのゲッコーの人物像は典型的な悪役だったが、本作ではより複雑だ。娘との関係が描かれるからね。本作では5人の主要人物が立ちまわり、物語を支えている。その複雑な有様は人生そのものなんだ。」と言い、主演のマイケル・ダグラスは、「前作は映画として秀作だったが、アメリカの社会現象になってしまった。いや世界的現象かな。お陰でウォール街から足が遠のいてしまったよ。人々が酔った勢いで”あんた、ゲッコーだろ?最高だよ。あんたに影響された”と話かけてくるんだ。ゲッコーは悪役なのにね。他の作品よりずっと反響が大きく、人々の人生を変えた映画なんだ。」と語っている。

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作品としては、「プラトーン」「JFK」などのオリバー・ストーン監督と「氷の微笑」「トラフィック」などのマイケル・ダグラスによる、「ウォール街」の23年ぶりの続編。共演は「トランスフォーマー」のシャイア・ラブーフ、「プロミシング・ヤング・ウーマン」のキャリー・マリガン、「トゥルー・グリット」のジョシュ・ブローリン、「テルマ&ルイーズ」のスーザン・サランドンなど。前作の最後でチャーリー・シーン演じるバドに嵌められ、逮捕されたウォール街のカリスマ投資家ゴードン・ゲッコーが8年の刑期を終えてニューヨークに帰ってくる。だがそのカリスマ性はすっかり消え、過去の人と成り果てていたゲッコーに、娘ウィニーの婚約者であるウォール街の野心家ジェイコブが近づいてくるのだったという映画の始まりで、前作から続けての鑑賞だっただけに終盤まで楽しめた。リーマンショックにおける”サブプライムローン”問題は、アダム・マッケイ監督「マネー・ショート 華麗なる大逆転」でも描かれていたが、未曽有の金融不況における投資家たちの地獄を見せながらも、結局はマイケル・ダグラス演じる”ゴードン・ゲッコー”という強烈なキャラクターを描いたシリーズなのだと思う。オリバー・ストーン作品らしく社会派でありながらも決して難解ではなく、シンプルに楽しめるエンターテイメント映画だ。


監督:オリバー・ストーン

出演:マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、キャリー・マリガンジョシュ・ブローリンスーザン・サランドン

日本公開:2011年