映画を観て音楽を聴いて解説と感想を書くブログ

エンタメ系会社員&バンドマンの映画ブログです。劇場公開されている新作映画の採点付きレビューと、購入した映画ブルーレイの紹介を中心に綴っていきます!

映画ブルーレイ購入記 ネタバレ&考察Vol.369:「ハングオーバー!」シリーズ

映画好きが購入したブルーレイを、メモ代わりにブログに残していく記事。今回は369本目。タイトルはトッド・フィリップス監督による、2009~2013年日本公開作品「ハングオーバー!」シリーズ。「2」の特典映像としては、「トッド・フィリップス監督のコメディ・ビジョン」「みんな大好きクリスタル」「チャウと行くバンコク・ツアー」「ドキュメンタリー」「NG集」「やりすぎアクション・シーン」が収録されている。「コメディ・ビジョン」では監督のトッド・フィリップスが、「同じ役者たちと組めるのは助かるよ。役柄まで同じという、”シリーズもの”は初めての体験だけど楽しかったね。映画は生き物で常に変化し続けるから、積極的に挑まないといけない。でも俳優たちは皆、セリフに一味加えるのが上手いんだ。面白いセリフがあったら、常にシーンに加えられるかを検討していくんだよ。」と言い、ブラッドリー・クーパーは「このシリーズは、皆でセリフを考えるし、アドリブも自ら進んでやる。こういう撮影は現実味が増すから、僕は好きなんだ。まさに仲間たちと映画を作る感じさ。」と語っている。また、ステュを演じたエド・ヘルムズは「トッド・フィリップス監督が現場に一体感を生み出したんだ。皆、この作品に馴染むセリフも解ってるし、積極的なんだよ。創作意欲に溢れた現場だった。意見が分かれ、まとまらない時は2通りも3通りもやってみる。すると、監督が編集でベストのものを選んでくれるんだ。」と答え、アランを演じたザック・ガリフィアナキスは「トッドのユーモアは僕と通じるものがある。ジョークよりも純粋な笑いを目指しているし、常に役者に試す機会をくれるんだ。頭に浮かんだアイデアが映画を創り出す。瞬間の思い付きがね。」と語っている。

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作品としては、ホアキン・フェニックス主演「ジョーカー」で世界中から絶賛された、トッド・フィリップス監督が2009~2013年に制作した、大ヒットコメディシリーズ。3部作は、自らを「狼軍団」と呼ぶフィル/スチュ/アランの親友3人組が、結婚式前のパーティの後に酒やドラッグを摂取することで記憶を失い、翌日に行方知れずとなった友人を探すという内容が踏襲される1~2作目と、完全に毛色を変えて謎のアジア人”チャウ”にフォーカスした、ロードムービーの3作目で構成されている。出演はブラッドリー・クーパーエド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキスケン・チョンなど。スター俳優であるブラッドリー・クーパーよりも、本シリーズではザック・ガリフィアナキスケン・チョンの方が確実に印象的な役柄になっており、ある意味で彼らが主役のシリーズだと思う。エンドクレジットのバカバカしさも含めて、珍しく日本人でも笑えるギャグが詰まったコメディシリーズだ。

 

 

監督:トッド・フィリップス
出演:ブラッドリー・クーパーエド・ヘルムズ、ザック・ガリフィアナキスケン・チョン
日本公開:2009~2013年